ところでこのレヴューのジャケット、エレック版のジャケットで、ＣＤでは絵です。

リリース当時はあまり響かなかった。いい曲は多いけれど、拓郎ならこれくらいできて当然という枠の中から出ていないものだった。しかし、このあと「月夜のカヌー」が生まれるまでの、ライブ盤以外の駄作連発を思えば、かなりの良質盤なのかも。「別離」の曲のひどさは目に余るけど。

アナログ盤で初リリースの当時、同時期にリリースをした井上陽水は、「勝った」と思ったそうだ。思うのは勝手だけど。この盤でしか聴けない「風の街」はやはり名曲だ。

力のないメロディをえんえんとつないでやっと一曲にする「だらだら体質」。いつからかと思えばＣＦソング「すなおになれば」あたりから。駄作時代の夜が明けるのは本年・03年の「月夜のカヌー」まで待たなければならなかった。これを聴いて20年来のファンをやめようと思った。

20ン年前、レコードで聴きました。 松本隆の詩に違和感を感じました。 でも、メロデｲーに私の血が騒いだんでしょうね。このサイトで再びCD を購入。中年になって、松本隆の詩を否定する青臭さがなくなったんでしょうか？納得！岡本おさみ　との 一体感とは違いますが、･･･別の意味でこれは、BEST!

エレック最後のオリジナルアルバム。「結婚しようよ」「どうしてこんなに悲しいんだろう」などの名曲を含んでいます。「花嫁になる君に」の小室等の十二弦がすばらしい。

僕は拓郎さんのアルバムをベスト含めて八枚かそこらしか持ってないから、これを機に買おうかな？聴いた全て作品を好きになったから。そんな僕みたいな人にはおすすめかも。

ディランのブートレッグシリーズみたいな未発表曲集なら購入したい。

他人の提供した曲を歌っても、やはり拓郎さんは拓郎さんだ。ソングライターの人がこんな企画をするのある?これも拓郎さんの新しい試みかな?次はトリビュート希望!

ほんと！かっこいい〜！最高！拓郎ってよくフォークの人って言われるけど、それだけじゃなくＲ＆Ｂにも影響を受けてるんですね。他の若い人にももっと聞いてほしいな。