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元法制局キャリアが教える 法律を読むセンスの磨き方・伸ばし方

吉田利宏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478021781
ISBN 10 : 4478021783
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

法律を学ぶ目的を知る、条文に隠された「公平性」と「論理性」を読み解く、実現しようとする「価値」に着目して条文を読む―3つのパートで、法律を読み解く力が飛躍的に高まる!

目次 : 1 法律を学ぶ目的を知る(法律は暗記科目ではありません)/ 2 条文から学ぶ「公平性」と「論理性」(法律の構造には意味がある/ 条文の構造のルールを知ろう/ 法律が示す「公平の感覚」を読み解こう/ 条文を正しく読むための法令用語)/ 3 「価値」を意識して法律を読む(法律の分類を知っておこう/ 法律の世界地図を描こう/ 民法・憲法・行政法を読む/ 解釈がわかれば法律はもっと楽しくなる)

【著者紹介】
吉田利宏 : 元衆議院法制局参事。1963年神戸市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、衆議院法制局入局。以後15年にわたり法律案や修正案の作成に参画。現在、著述、講演活動を展開。早稲田大学エクステンションセンター講師、自治体研修講師・各種審議会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 桜もち

    法学部でもないし、でも業務上使うしということで法律に恐怖感があったがやっと法律を体系的に学べる本に出会えた感じ。及びと並びにの違い(おすぎ及びピーコ並びにまな及びかな)など、身近な例やたとえ話が満載なので、読みやすい。読後世界が変わって見える本があるけど、この本もそれと認定。法律は、無味乾燥じゃなく、一字一句に至るまで全てに意味があり立法者の思いが込められているから敬遠するんじゃなくむしろ武器や盾にしたい。ただ、立法理由には、良いことしか書いてないということは覚えておかなくちゃ。悪い面は出してないだけ。

  • Kouro-hou

    同著者の『法律を読む技術・学ぶ技術』の姉妹本。続編というより内容が重複する部分も多く、前著の方がより初心者向け、今回は条文読みの隅々に拘ってみました的内容になっている。時折登場する挿絵が前作は結構暴投キレ気味で好きだったのですが、今回別のイラストレーターでちょっとマイルドになっていたのが残念。第三者詐欺の解説で、「ワシントン条約で禁止されるとAに騙されペットのカピバラを手放し、詐欺に気が付いた時には第三者Bが購入していた。取引を無効にできるか?」(参考書等では土地取引例が多い)というセンスが好きです。

  • かず

    現在シリーズ本が3冊出版されており、本著は2冊目にあたる。著者が本著に込めた思いは第1章「法律は暗記科目ではありません」で早くも開示される。私も然り、法律学習は条文を暗記することだと思いがちだが、そうではなく「リーガルマインドを養う事」とある。つまり、「法律の実際の適用に必要とされる、柔軟、的確な判断(デジタル大辞泉)」を身に付けることが目的なのだ、と。確かにそうだ。それが無くては新しい法律は作れない。長く東洋思想の学習を続けてきたが、哲学思想に比べて法律はくだらないと思っていた。やっと双方が繋がった。

  • kotte

    私、法学部卒ですが、入学した時にこの本を読みたかったですね。法律の読み方入門という感じですが、ある程度勉強が進んだ人でも復習になると思います。

  • 閑居

    著者いわく、法律を読むセンスは、リーガルマインドと法解釈力が二重螺旋を描いて磨かれるものである。リーガルマインドは、論理的思考力とバランス感覚で構成される「ものごとの正義や公平」を感じ取る能力である。法解釈力は文字通り法を解釈する能力であるが、あまり詳細に触れられていない。もう少し知りたいところ。

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