参政党と神谷宗幣-不安と熱狂の正体

古谷経衡

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396618476
ISBN 10 : 4396618476
フォーマット
出版社
発行年月
2025年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
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内容詳細

オーガニック信仰、スピリチュアルへの傾倒、陰謀論の真相から、れいわ新選組との意外な共通点、さやとの出会いと別れまで、突如現れた一大ムーブメントの実態を徹底分析!

目次 : 第1章 迷走 「ワンピースのような政治」という危うさ/ 第2章 漂流 保守業界の辺境をさまよう日々/ 第3章 葛藤 何色にも染まる「さや」の参政党的なるもの/ 第4章 妄信 オーガニックでスピリチュアルな排外主義/ 第5章 転向 積極財政、消費税廃止の原点と変遷/ 第6章 憂国 戦後80年かけて育て上げた参政党の正体

【著者紹介】
古谷経衡 : 文筆家。1982年、北海道札幌市生まれ。立命館大学文学部史学科(日本史学)卒。一般社団法人日本ペンクラブ正会員。一般社団法人令和政治社会問題研究所代表理事。時事問題、政治、ネット右翼、アニメなど多岐にわたる評論活動を展開。テレビコメンテーターのほか、ラジオMCとしてもメディア出演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ZUSHIO さん

    前半は古谷氏の経歴と共に、実に興味深く自称「保守」業界のポンコツっぷりを整理できた。 また、実は石破自民党に愛想を尽かした保守層ではなく、れいわ新選組や国民民主党から票が流れたという分析にも納得。一時盛り上がった、財務省デモに右も左も来ていた理由も理解できた。 何より、参政党の躍進を生んだ政治無関心層こそが日本の衰退の最大の原因だという最後の分析には共感しかなかったし、歴史・民主主義教育の敗北でもあり、襟をただされた。参政党投票者には動画じゃなくて、この本を読んで欲しい。

  • あおい さん

    神谷氏を数年来傍で見ていた著者が述べる、参政党の過去~現在の様子と2025年大躍進の舞台裏…神谷を保守に入れたオレ〜のエッセイ時々評論。神谷氏の底の浅さを終始挙げてるが、彼らと交流し後に利用も考えたお互いは類友だからね。大バズリな参政党を率いてる神谷氏へのほぼほぼやっかみとさや氏への揶揄りは、気に入った女が自分を振り向かなくて燻ってた感情の迸りw参政党に引き寄せられてた友人たちエピは昔のオンナ自慢漂わせててwwかつての類友へ最後まで称賛のひとつも贈れず時代の鬼子よばわりで腐すw仲間にしてもらえなくて乙。

  • aki35 さん

    神谷さんやさやさんから漂う底の浅さ。 それ自体の理由が描かれているわけではないが、やはり昔からそうだったのだと、腹落ちするところがある。 さやさんがチャンネル桜に出演するようになった経緯が気になる。 一方、こんなにも浅はかな人たちを心底受け入れている、支持者がこんなにも多くいるというのはやはりコワイ世の中だ。それはN国や斎藤知事、石丸伸二の支持者も同様。 我々の生活を決める政治家がこんなにも薄くてたまるか。

  • mm71 さん

    参議院選での参政党742万票の衝撃の背景。著者ならではの視点、データに基づく解説が非常に面白いです。参政とれいわで迷う人はかなり謎だったが要するに陰謀論者や反ワクチン論者。極端な経済政策は陰謀論と紙一重。そこにワクチンやオーガニック信仰が合体する。著者のSNSへのリアクションをもとにいわゆる保守界隈と参政党支持者のちがいがわかるのも興味深い。それにしてもYouTube全盛の現代での陰謀論は実に厄介。

  • sayako_kyoto さん

    文体のうっとおしさが終始鼻について個人的には苦痛だったが、神谷氏のここまでの歩みの一部は少し知れた。 とはいうものの神谷氏の評伝というほどの濃さもないし、筆者の個人的体験を中心とした分析なので、そうなのかもねというレベルの納得感である。 この本の分析から察するに浅学なレベルの保守層有権者が流れたということのなのだろうか。 参政党は与党として政策を実行する立場にはまだいないわけで、今後どれほど大きな票を得られるのかはその党の主張を論理として理解する有権者の知性に関わってくるということなのかもしれない。

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