戸籍 人権の視点から考える 現代世界と人権

反差別国際運動

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784759264746
ISBN 10 : 4759264744
フォーマット
出版社
発行年月
2023年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
154p;21

内容詳細

目次 : 01 戸籍から個籍へ、そして人権侵害をおこさない仕組みへ(二宮周平)(「戸籍」とは何か/ 「戸籍」と家制度 ほか)/ 02 日本の植民地支配と戸籍―『民族』と『血統』とは(遠藤正敬)(「戸籍」とは何か/ 戸籍の歴史と機能/ 大日本帝国における戸籍と国籍/ 戸籍による帝国臣民の区分/ 皇民化とそのジレンマ/ 戦後の植民地出身者への対応)/ 03 なぜ韓国社会は戸主制/戸籍制度を廃止したのか―被植民地秩序、家父長制解体をめざす市民の連帯から学ぶ(梁・永山聡子)(研究者としての歩みを振り返って/ 韓国社会におけるフェミニズム/ 韓国の戸籍制度/ 戸籍制度の解体のために/ 戸籍制度解体にむけた社会運動/ 戸籍制度解体が持つ意味)/ 04 無戸籍問題とはなにか(井戸まさえ)(「無戸籍」の問題にたどり着くまで/ 「無戸籍者」とは誰か?/ 「巣鴨置き去り事件」の社会的文脈/ 戸籍がつくり出す差別/ 戸籍という「タブー」を破るには)/ 05 戸籍とマイナンバー制度―国は何を考えているのか(遠藤正敬)(「戸籍」と「マイナンバー」/ マイナンバー制度を用いた国民管理の徹底/ 戸籍とマイナンバーの連携はいかなる意味を持つか?)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • guanben さん

    現行の戸籍制度が持つ様々な問題点を指摘。多様な家族観、同性婚、部落差別、LGBTq、外国籍住民、植民地支配等等、昨今の社会問題とも関わるテーマであり、戸籍の在り方も議論していく必要はあるのかなとは感じた。寄稿してる識者達の言わんとしてることは理解できたのだが、「国家」「イエ」「歴史の連続性」といったキーワードには相当のアレルギーを持っているようで、そのあたりはなんというか、、、。

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