職場の著作権対応100の法則 ビジネスで直面する著作権のモヤモヤを解消する

友利昴

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784800591296
ISBN 10 : 4800591295
フォーマット
出版社
発行年月
2023年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
友利昴 ,  
追加情報
:
228p;19

内容詳細

ここまではアウト!?こうすればセーフ!?曖昧で誤解も多い著作物利用の境界線がわかる!クリエイターや法務部でなくても知っておきたいトラブル回避&有効活用の具体策を多数収録!

目次 : 第1章 日常業務でふと著作権が不安になったら(社内でのコピーはどこまでOK?―著作権者の不利益を想像して適否を考えよう/ 社内で認められる「私的複製」の程度は?―「個人的」と同視できるレベルであるか ほか)/ 第2章 参考、流用、引用…どこまで許される?企画業務と著作権(業務上ネットでの情報収集は問題ない?―ネット情報の収集・分析はほぼ自由/ 図書館の資料を業務用にコピーできる?―図書館館内でのコピーは「著作物の半分まで」OK ほか)/ 第3章 目立ちたいがトラブルも困る!?販促・広告業務と著作権(フリー素材を使いこなしたい―すべては利用規約次第。規約を熟読しよう/ 有料素材、ストックフォトを購入すれば自由に使える?―利用規約と被写体の権利処理の有無に注意 ほか)/ 第4章 クライアントと著作権、強いのはどっち?(成果物がクライアントに改変されたら?権利侵害といえるが、契約上文句をいえないことも/ クライアントや上司から模倣を強要されたら?―「人に言われてやった」は×。当事者意識を持とう ほか)/ 第5章 著作権トラブルを知恵と勇気で乗り切ろう!(著作権侵害に気が付いたときの初動対応は?―着地点をイメージしたうえで交渉戦略を練ろう/ 自分が著作権者だとどうやって証明する?―著作者表示と「確からしさ」で押し切ろう ほか)

【著者紹介】
友利昴 : 企業で法務・知財業務に長く携わる傍ら、主に知的財産に関する著述活動を行う。自らの著作やセミナー講師の他、多くの企業知財人材の取材記事を担当しており、企業の知財活動に明るい。主な著書に『エセ著作権事件簿』(パブリブ)、『知財部という仕事』(発明推進協会)、『オリンピックVS便乗商法』(作品社)など多数。講師としては、日本弁理士会、日本商標協会、発明推進協会、東京医薬品工業協会、全日本文具協会など多くの公的機関や業界団体で登壇している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • G-dark さん

    「ZoomやTeamsといったオンライン会議で著作物を画面共有しても良いの?」「自社の著作物であれば社員は自由に二次利用出来るの?」「AIに描かせたイラストを商品に使っても良いの?」といった、仕事をする上で気になりやすい様々な著作権について教えてくれる本。イラストや表を使った説明は無く、文章のみの本ですが、ポイントとなる部分を大文字や太字にしてくれているので、文章だけでも内容がスッと頭に入ります。

  • 大先生 さん

    素晴らしい!社会人必読。社会人として知っておきたい著作権まわりの問題について、具体例を挙げながらコンパクトに解説されています。他の本が無難な解説をしている部分についても、攻めた解説をしていて参考になります。例えば社内でのコピーも「私的複製」と認められる場合があるのでは?とか。ただ組織的にコピーや社内配信をするのは私的利用になるはずがなく、内部通報によって発覚するケースが結構あるそうです。権利者団体が情報提供者に報奨金を出していることもあるので、うちはバレないという発想をしてはいけないですね。

  • siomin さん

    仕事で著作権に関係することもあるので、興味深い本でした。仕事上で起こりうる著作権に関わるトラブルと解決方法を呈示しています。法律上では具体的な説明はないし、それ故ケースバイケースの対処法しかないんでしょうか、正しく知って正しく対処したらトラブル解決も困難ではない。それよりは、トラブル回避のためになあなあに済ませたり相手の言い分に従うほうが危険なのかなと。会社の座右に置いとくと良いと思います。

  • K さん

    (2023,021.2)社内新聞コピー回覧とか、利用者とか向けに新聞コピーをはりだすとか、いろんな会社とかお店とかでフツーにやってるけど、黙認されてるから、横行するんだよね誰も違反と思ってない。原本じゃないとダメなんだよ。あとXとかでもみんな普通に新聞撮ってあげてるけど、あれも違反なんだけどね…。新聞社はもっとアナウンスした方がいいんじゃないか?

  • pb_lack さん

    職場で問題になりがちな事例をうまく取り上げられている。こういったQA形式のものはQにむしろ価値があることが多いが、本書のQ選択はいい塩梅。専門書ではあまり触れられないような細かな点だけど、実際にやろうとする気になるといったものもある。全体をとおして読めば「OK/NGのだいたいの勘所」がつかみやすくなるところが有用だろう。

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