甦る上杉慎吉 天皇主権説という名の亡霊

原田武夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062191760
ISBN 10 : 4062191768
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
221p;19

内容詳細

上杉慎吉と美濃部達吉が命がけで戦った、天皇を巡る思想のドラマを描き出し、「天皇とは何か」を考える必読書!国家破綻で民主主義が崩壊するとき、私たちは天皇制とどう向き合うか?

目次 : 第1章 神童・慎吉とその時代/ 第2章 欧州留学の激震/ 第3章 「天皇機関説」と「ドン・キホーテ」上杉慎吉/ 第4章 怒涛の政治の中へ/ 第5章 天皇機関説事件と「上杉慎吉の亡霊」/ 第6章 日本のデフォルトと新たなる「天皇機関説論争・事件」

【著者紹介】
原田武夫 : 1971年香川県生まれ。株式会社原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)代表取締役(CEO)。(現・公益財団法人)末延財団奨学生として東京大学法学部在学中に外交官試験に合格、外務省に外務公務員1種職員として入省。12年間奉職し、アジア大洋州局北東アジア課課長補佐(北朝鮮班長)を最後に自主退職し現在に至る。情報リテラシー教育を多方面に展開、マーケットとそれを取り巻く国内外情勢の調査・分析や、次世代人材育成等を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 軍縮地球市民shinshin さん

    戦前、美濃部達吉と天皇機関説論争を行った、憲法学者・上杉慎吉の評伝。戦後、「極悪人」「軍国主義者」とのレッテルを張られ、ロクに研究されていなかったようだが、こんな一般向けの評伝が刊行されてるというのは意義深い。著者は上杉の生い立ちと思想を紹介しているが、意外なのは上杉がドイツ留学中に無政府主義者と接触があったことだ。晩年の専門外の社会学研究への傾倒、そして研究がまとまる前に死去してしまったこともアナーキズムと関係があるという。上杉が左派思想と接触があったということは新しい発見だった。

  • Ken-Ken さん

    憲法はその国の歴史を踏まえた内容でなければならない。憲法は君主権に歯止めをかけるものだという思想は、フランス革命のような君主VS民衆という歴史を踏まえたもの。日本には天皇VS民という構図は存在しないから、西洋憲法をコピーするのではなく、我が国の歴史に根ざしたオリジナルの憲法を作ることが大切だ。

  • takkan さん

    アパホテルにて 電子書籍

  • 渓流 さん

    どうも、相関関係論が経済破たん後の日本を救うらしい。でも、よく分からんかった。が、中学校でお題目で習った、天皇機関説や天皇主観説をじっくり学ぶ必要は感じた。どうも著者は憂国の志士らしい。時代がかった本。

  • 在我壷中 さん

    『天皇主権』以前と。皇室問題、愛子内親王『学習院問題』。『秋篠宮家』悠仁親王佳子真子内親王就学問題と私には『皇室の終焉』と。将に!甦る上杉慎吉と。衆遇為る政治、迎合するマスメディア、付和雷同軽佻浮薄為る『B層』未熟なる民主主義。そんな現状我が国へ『主権』?など存在するのかと。福島を観よ!沖縄を観よ!何を何処をして『主権』?と。著する著者に市井無く『エリート』を観る。曾ての官僚には『国家の為=天皇の為』と、現状は天皇無く国民無く省利省略個利個略。唯唯天皇皇后両陛下のみ私心無く国家国民の為と世界平和を祈念する

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