外来種と淡水漁撈の民俗学 琵琶湖の漁師にみる「生業の論理」

卯田宗平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784812221204
ISBN 10 : 481222120X
フォーマット
出版社
発行年月
2022年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
210p;22

内容詳細

外来生物による生態系への影響、新・旧技術の導入と放棄、淡水魚を食する習慣の衰退…。日本の淡水漁撈をとりまく環境が大きく変化するなか、琵琶湖の漁師は何を残し、何を捨て、新たに何を生みだしているのか。「外来」に注目することで際立つ「生業の論理」を描きだす。

目次 : 第1章 いま、なぜ淡水漁撈なのか(問いのありか/ 日本における漁撈技術の研究 ほか)/ 第2章 新旧の技術トレード―琵琶湖沖島のゴリ底曳き網漁におけるヤマアテとGPS(山々をみる眼/ 琵琶湖の沖島と漁業 ほか)/ 第3章 許された「乱獲」―外来魚駆除事業における漁師たちの対応とその背景(「自然」を守る論争から/ 資源利用をめぐる「悲劇」を捉える ほか)/ 第4章 生業世界の技術論―在来と外来を捉える視座(技術の捉え方/ 生業の技術論 ほか)

【著者紹介】
卯田宗平 : 国立民族学博物館人類文明誌研究部准教授。博士(文学)。専門は環境民俗学、生態人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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