戸隠秘宝の砦 第1部 吉原惣籬 小学館文庫

千野隆司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094086928
ISBN 10 : 4094086927
フォーマット
出版社
発行年月
2012年02月
日本
追加情報
:
312p 15cm(A6)

内容詳細

諸藩の財政が危機的状況にあった江戸時代天保期―。松枝近忠は、自分が府内藩当主である大給近訓の実子であることを告げられる。そして、近訓から藩を救うため秀吉が遺した百万両に相当する財宝を探せという密命を受ける。この話を、鼠小僧次郎吉が盗み聞きしていた。実は、次郎吉は財宝に所縁のある家の末裔だった。財宝の在りかを示すギヤマンの皿、絵馬の探索を開始した近忠だったが、ギヤマンの皿の持ち主・高嶋屋五郎左衛門や高嶋屋と近しい小浜藩も加わり、秘宝探しは三つ巴、四つ巴の争いになっていく。全三冊で送る、書き下ろし伝奇時代小説第一弾。

【著者紹介】
千野隆司 : 1951年東京都生まれ。國學院大学文学部卒。出版社勤務を経て、1990年「夜の道行」で小説推理新人賞を受賞。時代小説のシリーズ物を中心に精力的に刊行している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 一五 さん

    伝奇時代小説との謳い文句。@だしまだこれからかな。鼠小僧は暗躍してるけど

  • 海猫 さん

    伝奇時代小説、しかも宝探しものとくれば好物。文庫でこのジャンルが出版されるのは嬉しい。しかし作風の上品さがマイナスに働いてどうにも盛り上がらない。見せ場は配置してあるが剣戟描写があっさりしすぎだし入り乱れる争奪戦にしてもそれぞれの目的や人物の書き込みが薄いのでサスペンスが浅く危機一髪感がない。できうればなにか目を引くアクの強さが欲しいところ。文章は潤いあるので人情ものや捕物帖向きな感じだ。このジャンルは過去の名作を読んでいるのでハードルが上がってしまうのもあるが開幕編としては掴みが弱くちと残念。

  • ナツメッグ☆ さん

    千野隆司、ふだんの市井ものの人情ものを読み慣れているので、今回の作品のテンポアップの手際良さには正直驚きました、著者には失礼と思いつつ見直しました<(_ _)>。やはりプロの書き手は違うんだなとあらためて思います。 豊臣秀吉が残した百万両の「宝探し」でまずワクワク、チャンバラもふんだんに用意されていて「くさり鎌」が出てくるなんて嬉しい(^.^)。すぐには勝負の決着をつけない「じらし」も、わかっちゃいるけどたまらないです。 心は、はやくも敦賀の気比にとんでいます。おーい、二部はまだかぁー(^u^)。

  • 辺野錠 さん

    いい意味でこれ以上ないくらいベタベタなお宝争奪時代伝奇。主人公はまっすぐでモテモテだわヒロインは可憐だわ悪党に怪人物はいるわとまさに王道。物語は動き始めたばかりなので続きが気になる。

  • ひさか さん

    千野さんの伝奇時代小説ということで、楽しみにしていました。 さすがに面白い展開で、一気読みしてしまいました。 ただ、「吉原惣籬」という第一部のタイトルはもう少し工夫すれば良かったのにと思いました。 手元には第二部もあるので、すぐに続きが読めます。幸せ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

千野隆司

1951年東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞。以後、時代小説を中心に活躍中。2018年「おれは一万石」「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで第7回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品