毒を喰らわば皿まで

十河

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784434282348
ISBN 10 : 4434282344
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
追加情報
:
379p;19

内容詳細

竜の恩恵を受けるパルセミス王国。その国の悪の宰相アンドリムは、娘が三太子に婚約破棄されたことで前世を思い出す。同時に、ここが前世で流行していた乙女ゲームの世界であること、娘は最後に王太子に処刑される悪役令嬢で自分は彼女と共に身を滅ぼされる運命にあることに気が付いた。そんなことは許せないと、アンドリムは姦計をめぐらせ王太子側の人間であるゲームの攻略対象達を陥れていく。ついには、ライバルでもあった清廉な騎士団長を自身の魅力で籠絡し―アルファポリス第7回小説大賞、読者賞受賞作品。

【著者紹介】
十河 : 2019年、アルファポリスBL小説大賞にて「毒を喰らわば皿まで」で読者賞を受賞。2020年、同作品が出版に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しましまこ さん

    表紙買い、面白かったー!前世を思いだした麗しの悪徳宰相。ここは乙女ゲームの世界、悪役令嬢役の娘と共に破滅間近?!全ての攻略対象ルートをやり込んだ前世の知識で逆襲が始まる。身体で堕とした清廉潔白な騎士様は忠犬と言うよりもはや狼。腐敗神官さまと年下わんこカプも以外な展開。ラストまで一気読み、大満足だ!

  • 華緯 さん

    本屋で思わず『嘘でしょ⁈』と心の中で叫んでしまいました…;;今年最高にハマったWeb小説が書籍化⁈……とにかく、読めばアンドリム様の虜になるって断言できます。本物の悪人で策略家で魅力的すぎる彼の手のひらの上で、敵でさえ進んで踊り出す。…そうやって策謀を巡らすのは愛娘を助けるため。…でも全然湿っぽくなくて始終痛快でわくわくして本当に楽しい。一人娘に王子が事実上の死刑宣告をした時、ショックで前世の記憶を思い出し、この世界が前世で設定資料まで読み込んだゲームの世界だと知ってしまう…。とにかく最高に面白い‼︎。

  • ことな さん

    面白い。30頁で物語と登場人物を理解し、そこから没頭して読み続けた。キャラクターが多く視点別の話もあるが、主人公が魅力的で彼の独り舞台なのは揺るがない。次々と見せ場が訪れるが、これだけの展開を描いて読者を置いていかない。読みやすい。350頁程しかないのにこの重厚感は凄い凄すぎ。残酷、妖艶。BLな為、読む人は限られるだろうから…勿体ないな ちな、中に挿絵が一切無い。美しい表紙から期待もあったが、逆にそれのお陰でネタバレ一切無しで読み切ったのが心地良い。マジで誰が好きとか決めらんない 夜中に読み始めないで!

  • ソイラテ さん

    独特の文体に手こずったのは最初だけ、次々と起こる予想外の展開にページを捲る手が止まらない!憎まれキャラの転覆劇が文句なしに面白かった。ラストもしんみりさせたかと思えばひっくり返されて最後まで痛快、気持ちよかった。もう一回読みかえそう。口絵のシグルドがカッコいい!

  • RIN さん

    何せタイトルが良い。転生者である悪の宰相アンドリムの華麗なる謀略籠絡の数々。オセロの様に容易くひっくり返される男達は愛しくも愚かな駒。彼らは巧妙な罠に絡め取られ、度重なる悪手を自らの選択と信じ堕ちていく。確かにアンドリムもマラキアも悪人ではあるが、それは彼らの一つの側面であり全てではない。寧ろ、己の手を汚せない治世者に一体どれだけの価値があるだろうか。という戯れ言も鬼畜の如き所業も、力さえあれば正義となる。可愛い娘の為ならば何を犠牲にしても構わない。これは一人の男が神のシナリオに挑んだ復讐と破壊の物語。

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十河

2019年、第7回アルファポリスBL小説大賞にて「毒を喰らわば皿まで」で読者賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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