公務員制度改革と政治主導 戦後日本の政治任用制

出雲明子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784486020400
ISBN 10 : 4486020405
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
追加情報
:
442p;22

内容詳細

目次 : 序章 政官関係と政治任用―政治的中立性と政治的応答性のジレンマ/ 第1章 政治任用をいかにとらえるか―戦前の自由任用と戦後の政治任用/ 第2章 フーヴァー原案と国家公務員法の制定―「限定的な政治任用制」と特別職の次官の誕生/ 第3章 国家行政組織法をめぐる攻防―政務次官と次官の存続の危機/ 第4章 国家公務員法と国家行政組織法の交差―特別職の範囲の縮小と政務次官・事務次官の存続/ 第5章 執政の補佐機構の模索と補佐官構想―トップ・マネージメント改革と第一臨調による政務官増員の試み/ 第6章 ブレーン政治と政治任用の敬遠―資格任用の緩和への方針転換/ 第7章 執政機能強化論の台頭―議員登用型から公務員・民間人登用型への政治任用のひろがり/ 第8章 公務員制度改革と官邸主導―政治的応答性を求められる幹部公務員/ 終章 政治任用への期待と現実のはざま

【著者紹介】
出雲明子 : 1976年、広島県生まれ。国際基督教大学大学院行政学研究科博士課程修了、博士(学術)。現在、東海大学政治経済学部政治学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 中将(予備役) さん

    日本の公務員人事における政治任用や政治化の歴史に関する研究書。一般職と特別職の区別を中心にしながら、戦後何度か政治任用や内閣機能強化が平成初期以降の制度改革を迎えるまでに、集権と分散、議員の任用と官僚や民間人の任用、補佐機構と非公式なブレーンという複数の構想で揺れながら浮上しては消えてきたことを理解した。なぜ1990年代には成立したのかという分析もされていた。著者の問題意識のとおり、公務員制度は理解のため歴史的経緯を辿る必要があるのだろう。

  • Kenji Suzuya さん

    戦後日本の公務員制度における政治任用を、職業公務員(=一般職)ではないものとしての特別職に着目して、その歴史を描く。国会議員が就任するものとしての政務次官や、首相の補佐機構、補佐官など、複数の異なる目的で特別職公務員が形成される。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品