大相撲の不思議 3 潮新書

内館牧子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784267024252
ISBN 10 : 4267024251
フォーマット
出版社
発行年月
2024年05月
日本
追加情報
:
224p;18

内容詳細

「相撲史に残る集団断髪!?」「伝説の史上最強力士」「物議を醸した大一番!」
「大相撲を飲み込む時代の潮流」‥etc

伝統と品格に裏打ちされた相撲界独自の美意識に、
横綱級スー女・牧子が真っ向から向き合う。

“力士が纏(まと)うカリスマ性の正体”から“なぜ土俵は聖域なのか”に至るまで
読めば読むほど目からウロコの角界の深遠な魅力が満載!

本書の内容
一章 横綱誕生の舞台裏
二章 時代を熱狂させたスターたち
三章 品格──相撲独自の美意識
四章 時代錯誤か伝統か?──女人禁制の不思議
五章 新書特別企画 スペシャル鼎談
    嵐山光三郎×南伸坊×内館牧子
[大相撲の魅力、がっぷり四つで語り尽くします!]

【著者紹介】
内館牧子 : 秋田県生まれ。武蔵野美術大学卒業。三菱重工業に入社後、13年半のOL生活を経て、1988年に脚本家デビュー。テレビドラマの脚本に「毛利元就」「ひらり」「私の青空」など多数。2000年から10年まで女性初の横綱審議委員会審議委員を務める。大相撲について学ぶために、03年、東北大学大学院文学研究科で宗教学を専攻。06年に修了。05年より同大学相撲部監督に就任し、現在は総監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tomomi Yazaki さん

    スー女のパイオニア・内館牧子が放つ第三弾。著者がまず苦言を呈すは土俵入り。雲竜型と不知火型。それを勝手に変えるモンゴル人に先生も怒り心頭。朝青龍は渋々直しましたが、白鵬は奇妙な独自の土俵入りを最後まで正しませんでした。相撲に対する考え方が顕著にわかる負のエピソードです。その他薄っぺらな知識をひけらし、後の先の体得を目指すが立ち遅ればかりで負けが込むと、反則すれすれのエルボーで相手力士を破壊し続ける白鵬。後半は好角家の声を代表し相撲道にもとる白鵬への強烈な批判。相撲を愛するがこその怒りを本書で感じました。

  • Asakura Arata さん

    本編と鼎談のタイムラグが目立つなあ。本編は、貴景勝と朝乃山が横綱候補みたいになっているが、鼎談では、大の里とハクオウホウが期待されている。女人禁制の件は、色々考えさせられた。やはり生命の脅威を男性が感じやすいというところだろうか。

  • れいまん さん

    シリーズの゙3冊目!相撲ファンには必見の抜群の面白さで正しい相撲の゙歴史と正しい知識を得られます! 著者の゙相撲愛は本物で、協会が言えないこともズバリ指摘しているのも素晴らしい!わたくしも白鵬の゙土俵入りを見てなんで我流にしてしまうのか?肘打ちエルボーを相撲のかち上げと強弁したりとか勝てば良いという白鵬の゙頭の中が、わかってしまう。その影響か、貴景勝が引いて勝ち、勝てば良いと思っているようだ!正しい相撲知識は内館氏に学びましょ!今をときめく能町みね子は、もっと勉強すべし!まだ足元にも及ばないよ!

  • kinta さん

    シリーズ3冊目。現在の事情と問題点、女人禁制の歴史や、女相撲の哀史、最後には相撲通の鼎談など。ネタが尽きるかと思っていたけどこんなにあるんだ、と目から鱗。そして現状の問題を過去の事情を用いてしっかり述べられている。明文化されていない文化だからこそ、その文化にある新たな潮流を我々の中で違和感としてしていたものを目の前に提示している。とにかく相撲は人間同士が醸すものとしての究極の形なのだと思う。そして、この本が書かれたあとに起きている問題を早く読みたいと思う。

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内館牧子

秋田県生まれ。武蔵野美術大学卒業。三菱重工業に入社後、13年半のOL生活を経て、1988年に脚本家デビュー。テレビドラマの脚本に「毛利元就」「ひらり」「私の青空」など多数。2000年から10年まで女性初の横綱審議委員会審議委員を務める。大相撲について学ぶために、03年、東北大学大学院文学研究科で宗教

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