小泉政権 「パトスの首相」は何を変えたのか 中公新書

内山融

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121018922
ISBN 10 : 4121018923
フォーマット
出版社
発行年月
2007年04月
日本
追加情報
:
18cm,258p

内容詳細

派閥・族議員など抵抗勢力と常に対峙した首相は世論を頼みとし、人々の「情念」に訴え続けた。自由主義的政策を強く進めた内政、混迷を深めた外交を精緻に追い、5年5か月の功罪と歴史的意義を記す。

【著者紹介】
内山融 : 1966年(昭和41年)、東京都生まれ。90年東京大学法学部卒業後、同年通商産業省入省。92年東京大学法学部助手就任。以後、東京都立大学法学部助教授、MIT(マサチューセッツ工科大学)客員研究員などを経て、東京大学大学院総合文化研究科准教授。法学博士。専攻、日本政治・比較政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    タイトルのとおり小泉政権について書かれた本。やっぱり小泉政権以後の短命内閣を思うと長期政権のメリットがよくわかる。国民的な時代の要請が小泉首相に沿っていたのだなと思う。またそのような安定政権ができるまで(出来ても?)日本は大丈夫なのだろうか。

  • かんがく さん

    私が物心ついたときの首相は小泉さんだった。「自民党をぶっこわす」をキャッチコピーに、派閥政治や鉄のトライアングルを否定し、竹中平蔵などの民間人を登用しながら新自由主義的改革を進展。トップダウン型の強い首相、テレビを通して無党派層に訴えかけるパトスの首相であるという。現在の安倍政権もこの系譜にあるということがよくわかる。政治の単純化は本当に良くないが、民主主義においては効果的。

  • おらひらお さん

    2007年初版。歴代3位の長期政権となった小泉政権をポピュリスト的手法とトップダウン型政策決定の視点から分析したものです。筆致も安定していてかなり読み応えのある一冊に仕上がっています。いまだからこそ、小泉政権の意義と位置づけを冷静に再確認できるのかもしれません。また、小泉元首相の直感的鋭さが今も残っているとするならば、最近している脱原発の発言も耳を傾ける必要がありそうですね。ただ、外交面は東アジア外交を硬直化させた一面も持っています。

  • takao さん

    ふむ

  • 中将(予備役) さん

    1, 4, 5章の内容はその後様々なところで言及されていて何となく知っていた。細部を忘れかけている小泉政権の動きを纏めた2, 3章も、再び長期政権が到来している今読んで面白い。

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