知的実践としての開発援助 アジェンダの興亡を超えて

元田結花

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784130362290
ISBN 10 : 4130362291
フォーマット
出版社
発行年月
2007年02月
日本
追加情報
:
22cm,309p

内容詳細

現在の開発援助のあり方は、途上国の開発の実現という目的に照らして適切なのか。第2次大戦後から今日に至るまでの開発援助の理論的展開と実践面での方法論の変遷を検証し、その内在的限界を明らかにする。

【著者紹介】
元田結花 : 1971年茨城県に生まれる。1996年東京大学法学部第三類卒業。2000年MPhil in Development Studies,Institute of Development Studies,University of Sussex修了。北海道大学創成科学共同研究機構特任助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とある本棚 さん

    冗長であるが、興味深い内容であった。国際開発の理論だけでなく実践の趨勢にも触れられている点が類書とは異なる。実務家は現実の複雑性を取捨して、一般性の高い内容や単直線的な考え方をする傾向があるとの指摘は耳が痛い。国際機関の委託で人類学者が作成した長大なレポートが、2行に矮小化されて実務化のレポートに転用されている例などは思いたる節がある。実務者としては、現地の複雑性に目を向けるためにも、余裕をもって業務に取り組めるような環境整備が望まれる。

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元田結花

1971年茨城県に生まれる。1996年東京大学法学部第三類卒業。2000年MPhil in Development Studies,Institute of Development Studies,University of Sussex修了。北海道大学創成科学共同研究機構特任助教授(本データはこの

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