鹿児島ライブ行ってきました！奄美島唄も含めホント最高でした☆今沖縄が注目を集めていますが琉球音階とはまた違った環境で育った元ちとせの音世界もいいですよ♪

まずジャケットを見て｢上々颱風｣の初期の印象を受けました。どちらも民謡と言うか土着的な音楽をベースにしていて忘れかけている日本人の心みたいなモノを感じさせる。

音の奥行き感や繊細はやはりＳＡＣＤ（ＤＳＤ）ならではのもの、ちとせファンもこの機会に古いフォーマット（ＣＤやＭＤ）捨て、ＳＡＣＤにチェレンジしてみてはいかがですか。

ﾊｲﾇﾐｶｾﾞから1年ちょっとでこんなに変わるもんでしょうか。押し迫って来るような熱さから大きく包み込むようなあたたかさになっていて。違った心地良さを味わうことができます。それにしても「月齢17.4」は驚いた。

とてもいい。イントロからもう曲世界に連れてかれてしまう。アルバムには入らない”白夜”もすごくいい。声に一段と磨きがかかり、このマキシでちとせさんという楽器（声）は美しく吠えてます。

前作｢ハイヌミカゼ｣では奄美出身の元ちとせの琉球ワールドミュージック的色彩の濃い作品であったが、今作では従来の音楽世界にとどまらず、時には鬼束ちひろを思わせるメロディー＆リリックを持つ曲を含め、元ちとせの新境地を開いた作品と言えるだろう。

凍てつくような向かい風にも負けずに歩いて行けそうな、強くあたたかい力を感じる。ﾊﾐﾝｸﾞﾊﾞｰﾄﾞは詞が金子みすゞみたいで面白いと思った。

初の全国ツアーの初日（新潟9/2）でＣＤより先に「生」で聞きました。歌にパワーというか「波動」を感じました。

君ヲ想フ、素晴らしいですね。この曲で元ちとせが好きになりました。確かにインディーズ感(?)がちらちら思われますが、結構〜いい作品なのでは？世界に羽ばたくアーティストになってほしいです。

いつか消えゆく命だからこそ、慈しみたい。この夏を、今日を、今を。シンプルで優しい音とちとせさんの声の中に、大切なメッセージがたくさん込められているように思えます。「散歩のｽｽﾒ」は夏の夕方に良く似合いそう。