佐藤健太郎 (サイエンスライター)

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番号は謎 新潮新書

佐藤健太郎 (サイエンスライター)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106108730
ISBN 10 : 4106108739
フォーマット
出版社
発行年月
2020年08月
日本
追加情報
:
240p;18

内容詳細

郵便番号はどう決まる?国道100号が存在しない理由は?M78星雲ってどこだ?交響曲マイナス1番とは?上野駅13・5番線はどこへ向かう?バーコード、ISBN、原子番号、テレビチャンネル、マイナンバー…私たちを取り囲む数々の番号の起源から裏事情までを徹底調査。そこには混沌と秩序をめぐる驚くべき人間ドラマが―その魅力に取り憑かれた著者が案内する、面白くてためになる「番号」の世界!

目次 : 一〇桁は田舎者の象徴?―電話番号/ 不思議な順序にはわけがある―郵便番号/ 混沌と抗争のナンバー史―自動車のナンバープレート/ 魔境を照らす一筋の光―鉄道にまつわる番号/ 国道100号が存在しないわけ―道路にまつわる番号/ 番号界の絶滅危惧種―ナンバー銀行/ プライドと序列意識の間で―ナンバースクール/ 「四戸」はどこへ消えた?―地名と番地/ 選手が背負うもう一つの顔―野球の背番号/ 神様は10番がお好き―サッカーの背番号/ サーキットに散った伝説の27番―F1レース/ 腱鞘炎を防いだ縞模様―バーコード/ 情報のいたちごっこは続く―図書分類/ 数字に現れた出版業界の勢力図―ISBN/ 無限に挑んだ男たち―天体の番号/ 空き番号に潜むドラマ―欠番/ 目には見えない神の数字―原子番号/ 交響曲マイナス1番を書いたのは?―音楽/ 視聴率はチャンネル番号で決まる?―テレビチャンネル/ ウィンドウズ8は6・2―バージョン番号/ 文化と見栄とプライドと―型番/ 「究極の番号」は問題山積―マイナンバー

【著者紹介】
佐藤健太郎 (サイエンスライター) : 1970(昭和45)年、兵庫県生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。医薬品メーカーの研究職等を経て、現在はサイエンスライター。2010年、『医薬品クライシス』で科学ジャーナリスト賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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多方面に向けて数字のことが書かれており今...

投稿日:2021/06/20 (日)

多方面に向けて数字のことが書かれており今まで気にしたことのなかった数字について意識が向けられるようになり楽しい一冊でした。

watatak さん | 兵庫県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 鉄之助 さん

    著者は”番号フェチ”だった。もともと医薬品メーカーの研究職だった人が、なぜ『国道者』という国道に特化した本を書いたり『番号は謎』を紐解いたりしたのか? それは、化学の基礎である周期表の元素番号にあったのだという。「番号」がたまらなく好き! だからすべてに番号がついている国道に萌え、番号の歴史・由来にとことんこだわる。 考えてみれば、現代社会は番号の洪水だ。「野球選手の顔や名前は覚えられなくても背番号は絶対忘れない」という佐藤健太郎のコメントがリアルに面白かった。

  • へくとぱすかる さん

    「番号という切り口を通して、人類の営みに光を当てるものにしたい」と、あとがきにある。読めば納得できるが、ナンバリング、人が番号を振るという行為には、機械的にはいかない難しさ(おもしろさ)がつきまとう。野球の背番号が最もわかりやすい例だろう。本書では電話・郵便・鉄道など、22の例を取り上げて、人間の、番号への思いを雑学的に探求している。実におもしろいのに、著者には続編を書くつもりはないらしい。読書メーターファンにはうってつけのNDCまでが取り上げられているだけに、惜しい。

  • けんとまん1007 さん

    番号。確かに、日常の暮らしだけなく、非日常の中にも番号は溢れている。改めて考えるまでもなく、そういうものだと受け入れている。それを、考え直してみると、新たな発見がある・・・と、言いながら、実は知らなかっただけなのだが。それでも、欠番とか、桁数とその構成とか、なかなかに味わい深いものがある。思ったのが、いずれ、その体系も変わりうるということ。これから、少しだけ見る眼が変わるかも。

  • ma-bo さん

    電話番号、郵便番号、ナンバープレートからスポーツの背番号、図書の分類番号等様々な番号の謎や成り立ちについてまとめられた本。普段は意識することはなくても、我々の身の回りは番号に囲まれている。空き番号(いわゆる欠番)や、各国における忌み数についての章が興味深かった。

  • おいしゃん さん

    ありとあらゆる番号は、それぞれどのように付けられているのか?郵便番号や電話番号がどのように付けられているのか、背番号や星座番号に秘められたドラマなど、雑学好きの自分にとってうってつけの本だった。

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