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うちの子が、なぜ! 女子高生コンクリート詰め殺人事件

佐瀬稔

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794203908
ISBN 10 : 479420390X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/1990
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

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  • 遥かなる想い

    1989年に発生した4人の少年による女子高校生 コンクリート詰め殺人事件を追った作品である。4人の少年の生い立ちと 家庭環境が 丁寧に描かれるが、衝動的な殺人に至った 原因はよくわからない。 加害者の親たちの戸惑いと嘆きが切実に伝わる…そんなノンフィクションだった。

  • yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん🎄🎅🎄

    題名からすると「どうしてうちの娘が殺されたのか」だと思っていましたが、加害者の家族側と加害者の供述が主で、残酷な描写が無くてホッとしました。加害者の家庭環境は劣悪。しかしそれがこれ程の事件を生むきっかけになったという言い訳にしてはならない。家庭環境はとても大事なのだと痛感したが、無下に殺されてしまった被害者とご家族を思うと苦しいです。全員死刑にしないから出所して同じ様な事件を起こしているらしく、加害者をここまで何故守るのかと腹立たしい思いでいっぱいです。

  • のっち♬

    犯罪史上重大かつ凶悪な女子高生コンクリート詰め殺人事件。本書は犯人の少年達の生い立ちを克明に跡づけし、現代の家庭や教育に広がる得体の知れない病理を指摘する。随所で専門用語が絡むが、総じて平易な文体で端的に綴られており、「被告人の有している弱点は、世代を共通する少年たちに普遍的に見られるもの」であり、誰でも加害者になりうるという恐ろしさを浮き彫りにする。そこに結論らしいものが書かれていないのが残念。「人間は脆いものです。愛情を受け入れる能力、愛情を伝えるべき心が、ですよ。いよいよ、脆く、頼りなくなっていく」

  • 瑪瑙(サードニックス)

    女子高生コンクリート詰め殺人事件。当時センセーショナルに報じられていた事は覚えている。うちの子がなぜ!とは加害者側の親の気持ちのことだった。本書を読んだ限り、加害者の親は最悪だ。息子とちゃんと向き合っていなかった。息子たちは息子たちで、稚拙で野蛮で我儘で刹那的で自己中心的でこれ又最悪だ。被害者が浮かばれない。彼らの裁判での受け答えは、どうも要領を得ない。全然伝わってこない。全くどこかの異星人のようにしか感じられない。反省しいているように思えない。つかみどころがない。なんとも後味が悪かった。

  • 有名過ぎるほど有名な女子高生コンクリート殺人。この本は私が10代の頃に初めて読んだ事件ルポで、これをきっかけにノンフィクションの本を読むようになった。当時、被害者や加害者よりも年下だった私には特別な人間が起こした事件のように感じ、この本を読んだ時も10代の子供目線で読んだせいか、親の愛情不足だった少年たちの言葉に涙が出た記憶がある。しかし息子を持つ母となった今、やはり親の立場で読み、どうしてそんな少年に育ってしまうのか、これからの自分の育児に不安を感じた。この本は加害者少年側の立場で書かれている本なので、

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