宗教を哲学する 国家は信仰心をどこまで支配できるのか

仲正昌樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784903145785
ISBN 10 : 4903145786
フォーマット
出版社
発行年月
2023年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
202p;19

内容詳細

国家と宗教の関係はいかにあるべきなのか?元信者の碩学と宗教専攻の若手研究者が対論した宗教と現代思想の交錯点。

目次 : 1 旧統一教会問題をどう考えるか(旧統一教会が自民党を支配しているという幻想/ 宗教研究者たちの不作為/ 若者たちが宗教を必要とする理由/ ポスト「歴史」と「近代の物語」/ 左派のうしなわれた「物語」と新興宗教)/ 2 困難な時代に宗教と向きあう(政教分離の歴史的な生成について/ 宗教を理解するということ/ デュープロセスの必要/ いまの学生たち/ マルクス主義からキリスト教へ/ アイドル的共同性の秘密/ 座標なき時代の発信力/ 善悪をこえたアニメの世界観)/ 3 公共的理性と宗教の錯綜(ユートピア主義における「時間の切断」/ 神道の問題点―ナショナリズムと共同性/ 宗教と科学は、そもそも対立しない/ 文化的な特異性と倫理規範のギャップ)/ 4 国家と宗教の迷宮(マルクスがやり残した国家と宗教の問題/ ナショナリズムの宗教性/ 陰謀論について/ カール・シュミットの政教分離論価/ われわれに突き付けられた国家主権価)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Oki さん

    話が結構、あちこちに飛ぶ印象。 マルクスのところがよくわからない。マルクスは実は宗教は重要...と考えていたということなのか?

  • Go Extreme さん

    宗教犯罪の防波堤になるべき→宗教学の主流になりつつある 入信動機としての「貧・病・争」 個人・居場所を感じられる←役割や自分の存在意義がの可視化が重要 ユ—トピア実現に向けた壮大な物語 リオタール:西欧的な「近代」を正当化してきた「歴史」=大きな物語 救いの物語:トランプ前大統領のMAGA 東浩紀がいう二次制作 成功の体感が中毒に 空虚だから容れられる ラカン:三人の囚人のジレンマ 空虚だから色んなものを容れられる 共通する神話 ロールズ・公共的理性 陰謀論≒宗教の代替物 ホッブズ:世俗的権力+宗救的権力

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

仲正昌樹

1963年広島生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。現在、金沢大学法学類教授。専門は、法哲学、政治思想史、ドイツ文学。古典を最も分かりやすく読み解くことで定評がある。また、近年は、『Pure Nation』(あごうさとし構成・演出)でドラマトゥルクを担当し自ら

プロフィール詳細へ

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品