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ISBN 10 : 4062882795
Content Description
キリスト教と「利潤追求」の関係性から資本主義の本質を考察。国家の本質に含まれる「暴力」を見据え、「政治家」という天職を持つ人間を解明。民主化による大衆の官僚制依存について。学問的な議論をする上での基本を明示。「支配」「権力」「法」等、社会学の主要な分析対象を定義、その論理的体系化を試みる。学問の「国家資本主義化」に疑問を呈し、進歩と脱呪術化を掲げ、学者の基本姿勢を問い質した。時代を超えて影響を与える数々の思考。
目次 : 第1章 宗教社会学―『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』をめぐって(「プロテスタンティズム」と「資本主義」/ 労働と利殖/ カルヴィニズムにおける「個人」/ 近代社会思想における「労働」/ 「世俗内禁欲」の方法/ バクスターの労働観/ ピューリタニズムのジレンマ/ 「資本主義」の本質をめぐって)/ 第2章 ウェーバーの政治観―『職業としての政治』と『官僚制』をめぐって(『職業としての政治』の背景/ 「政治家」の二つの意味/ デマゴーグとジャーナリストと政党職員/ 人民投票民主制/ 心情と責任/ 近代官僚制)/ 第3章 社会科学の方法論―『社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」』と『社会学の基礎概念』をめぐって(ウェーバーの立ち位置/ 「客観性」とは?/ 「価値」の問題/ 「理念型」の問題/ 「社会学」とは何か/ 群集心理と社会的行為の間/ 行為と秩序)/ 第4章 ウェーバーの学問観―『職業としての学問』をめぐって(“Beruf”としての「学問」/ ウェーバーとSTAP細胞問題/ 専門化/ 進歩と脱呪術化/ 学問と価値/ 神々の闘い)
【著者紹介】
仲正昌樹 : 1963年、広島県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究博士課程修了(学術博士)。現在、金沢大学法学類教授。文学や政治、法、歴史などの領域で、アクチュアリティの高い言論活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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KAZOO
読了日:2015/10/15
esop
読了日:2025/07/17
harass
読了日:2017/07/01
しょうじ@創作「熾火」執筆中。
読了日:2016/02/29
白義
読了日:2015/08/28
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