雪割草 立場茶屋おりき 時代小説文庫

今井絵美子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758436427
ISBN 10 : 4758436428
フォーマット
出版社
発行年月
2012年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
294p 15cm(A6)

内容詳細

どんなに冬が厳しくとも、必ずや、春はやって来る―品川門前町の堺屋が、菊水楼という妓楼に見世を売り出すという噂に、おりきたちは寄合を開いて善後策を話し合っていた。そんな折、今まで「おりき」に何かと嫌がらせをしてきた堺屋の主人が、脳卒中で倒れてしまった…(「石蕗の花」より)。他に「雪割草」「花冷え」「春告鳥」の全四篇収録。大きな悲しみを乗り越え、仲間とともに、明日に向かって生きる「立場茶屋おりき」シリーズ、待望の第十弾。

【著者紹介】
今井絵美子 : 1945年、広島県生まれ。成城大学文芸学部卒業。画廊経営、テレビプロデューサーを経て、執筆活動に入る。98年「もぐら」で第16回大阪女性文芸賞佳作。2000年「母の背中」で第34回北日本文学賞選奨。02年、第2回中・近世文学大賞最終候補作となった『蘇鉄のひと玉蘊』を郁朋社より刊行。03年「小日向源伍の終わらない夏」で第10回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とし さん

    立場茶屋おりき「雪割草」10巻。おりき一家を、哀しい別れや嬉しい別れで去っていく人もいれば、新しい命が芽生え来る人、偶然の出会いで来る人もいる、みんなの幸せの為明日に向かって生きる家族の長おりきさん良いね〜 あまりにも登場人物が多いので家系図のようなものを作って読んでいます(笑)

  • 優希 さん

    悲しいことが多いですが、それでも前に向かっていこうとする姿が眩しかったです。

  • Walhalla さん

    『立場茶屋おりき』シリーズの10作目です。毎々、悲しい出来事が起きる作品ですが、今回は比較的落ち着いていたような感じでしたね。さて、2章のタイトルにもなっている『雪割草』ですが、他の花に先駆けて春の到来を知らせてくれる姿が、可憐でありながらもたくましい言われるように、次巻から、今度は良い知らせがたくさん届くのでしょうか。楽しみです。

  • はにこ さん

    今回はめでたいことも沢山。その度に巳之吉が料理を作らされて大変そう。。まぁ、大好きなおりきさんの為なら頑張っちゃうよね。堺屋とのあれこれはあっけなく幕切れ。堺屋の妻、お庸や番頭見習いの潤三が意外と普通の人でビックリ。今回一番可哀想だったのがおさわさん。こんなヒドイ仕打ちされたら私は許さないけどねぇ。亀蔵の気持ち分かる。さて次は何が起こるのやら。

  • えみりん☆ さん

    シリーズ第10弾。哀しい別れと嬉しい出逢いを繰り返しながら季節は巡っていきます。「どんなに冬が厳しくとも、必ず春はやって来る」という言葉は印象的です。それにしても立場茶屋おりきの女将の心根には頭が下がります。

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