ウェブを炎上させるイタい人たち 面妖なネット原理主義者の「いなし方」 宝島社新書

中川淳一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784796675802
ISBN 10 : 4796675809
フォーマット
出版社
発行年月
2010年02月
日本
追加情報
:
18cm,255p

内容詳細

ネットを炎上させるこまった「住人」たちをいかに“いなす”か。著者のネット上で殺害予告をされたり、バカにされた経験を伝え、その解決法を伝授。同時に、ネットが私たちに何をもたらしたのかを考える。

【著者紹介】
中川淳一郎 : ニュースサイト編集者・PRプランナー。1973年、東京都生まれ。一橋大学商学部卒業後、博報堂コーポレートコミュニケーション局で企業PRを担当。2001年に同社退社後、しばらく無職だったのち、ライターに転身。その後雑誌『テレビブロス』の編集を行う。06年よりインターネット上のニュースサイトの編集者になる。現在は編集・執筆・講演のほか、ネットでの情報発信に関するコンサルティングやプランニングなどを幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 金吾 さん

    インターネットは軽易にある程度の情報を得ることが出来るので便利で使い勝手がいいです。しかしあまりにも入り込んでしまいと現実から乖離していくのかなと思いました。

  • shinano さん

    「ウェブはバカと暇人のもの」での批判に対しさらに補強版的一冊でした。一貫して、ネットには情報社会の向上やそれに伴う生活向上という有益よりも多様な悪弊のほうが多く、利用者にネット賛美風潮は信じてはいけないと訴えます。2ちゃんねるヘビーユーザーたちの連鎖反応とツイッター礼讃での盲目的暇潰し発言ユーザーの怖さを解説してくれています。高いネットリテラシーと頭脳明晰な社会地位のあるネット有識者が、本書でいう不特定多数の「バカ」「暇人」を黙過するのをせず、残念だが彼らの存在ありきがネット社会だと認めろという。正解だ。

  • 白義 さん

    相変わらず超現実的で実践的なネット現実論です。ネットは世界も政治もビジネスも人生も変えないしそこに集まる人々はバカばかりで起こる炎上はほとんど全て無意味ないじめ。あくまでもともと才能がある人がさらに注目されるだけで普通の人は情報検索だけ使ってるしそれで十分…もう何から何までその通りですという他ありません(笑) 最終的にある種のロスジェネ論にもなりますが、まあ日本のウェブは残念で、結局おっぱいはネットより凄いしテレビやアイドルも強いと、常識的かつバカのいなしかたまで教えてくれるのですから無敵の本です(笑)

  • MasakiZACKY さん

    ウェブに蔓延るイタい面について、軽快な文章で怒涛の如く書いてある。決してウェブを批判しているわけではないので注意。ただし、過剰にウェブの可能性に幻想を抱き人生を誤っている人達(本著では主にロスジェネ世代)に警鐘を鳴らしている。ウェブにはバカで暇人がたくさんいるのは既知の事実で、現実を見れば愚行だらけ。しかし便利ツールとして自分の社会生活に役立てる事において、世界に革命は起こさなくても、やはり期待できることに変わりはない。ウェブに対する考えを一度見直すきっかけになる一冊。

  • なるとん さん

    言っていることに正しい部分は感じられるけど、だから何、ということでもある気がする。多からず少なからず誰でもわかっているようなことを啓蒙本のように偉そうに書かれていると、読み進めるほどに興ざめしてしまう。上からの目線を始終感じてこの作者は好きになれないなと思った。本当にどっぷりはまっている人はこんな冷静じゃない言い分を聞いても夢から覚めないと思うし、外に出ようよと言いたいのであればもっと冷静に文章を書けば良かったのにと思わざるを得ない。結局は、俺は馬鹿が嫌いっていう攻撃的な本。

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人物・団体紹介

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中川淳一郎

1973年、東京都立川市生まれ。一橋大学商学部卒業後、博報堂入社。企業広報を担当するCC局(現PR局)に配属され、2001年退社。以後無職、フリーの雑誌編集者・ライターとなり、2006年からネットニュースの編集に携わり、ひたすらネットを見まくる生活に突入。あまりに過酷なPV稼ぎと「バズる」ことが重視

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