迫り来るPFOA汚染 繰り返される化学物質公害

中川七海

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784845119523
ISBN 10 : 4845119528
フォーマット
出版社
発行年月
2024年09月
日本
追加情報
:
190p;19

内容詳細

人体に悪影響を及ぼす有機フッ素化合物「OFAS」の中でも特に毒性の高いPFOSとPFOA。PFOSは米軍基地の周辺地域で検出され大きな問題となっているが、基地のない地域の水道水からPFOAが検出され、問題が広がってきている。本書は、大阪府摂津市にあるダイキン工業の周辺地域で発生したPFOA汚染の実態を明らかにするとともに、危険性が判明した後でも規制がされず、危険物質の使用が続く日本社会の仕組みを明らかにする。

【著者紹介】
中川七海 : 1992年、大阪生まれ。大学卒業後、米国本部の国際NGO「Ashoka」に3年間勤務。2020年から探査報道に特化した非営利独立メディア「Tokyo Investigative Newsroom Tansa」に加入し、ジャーナリストに。原発事故下の精神科病院で起きた患者死亡事件の検証報道「双葉病院置き去り事件」でジャーナリズムXアワード大賞(2022年)、ダイキン工業による大阪での化学物質汚染を描いた「公害PFOA」で、PEPジャーナリズム大賞(2022年)とメディア・アンビシャス大賞(活字部門)優秀賞(2023年)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 健康平和研究所 さん

    マスコミ、環境省、府、市はダイキンの方を向いている。市会議員は市民の方を向いている。水だけでなく、土壌や大気も汚染されている

  • Humbaba さん

    因果関係がすぐに表面に出てくる問題であれば対応を求めるのも簡単であるが、公害は得てしてそうではない。結果が出るまでに時間がかかるが、その場合には様々な変数が影響してくるため本当にそれが原因なのかを突き止めることも難しい。また、そのように環境に影響を与えるということは大きな企業であり、仕事を生み出しているという可能性が高い。だからこそ役所としても対応に苦慮することもあり、データを得てそれが正しいと実証するのは困難な道となる。

  • Steppenwolf さん

    VIなんと感想数が少ないことか.大手出版社ではないので知名度の点で少ないのか.それはともかくPFOA汚染問題は少しではあるが報道そのものは増えているとは思う.しかし,汚染源が大企業ゆえの遠慮を行政マスコミがしている点に大いなる憂慮をしている.アメリカでさえ日本よりも厳しい態度でこの問題を扱った.ここに現れる企業についても知り合いの学生がここに就職する.流石にPFOA問題を抱えているというのは控えた.そして驚くべきそして腹立たしいのは企業と政府行政の怠慢である.万博の宣伝で知事は忙しいのでこの問題を無視.

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中川七海

1992年、大阪生まれ。大学卒業後、米国本部の国際NGO「Ashoka」に3年間勤務。2020年から探査報道に特化した非営利独立メディア「Tokyo Investigative Newsroom Tansa」に加入し、ジャーナリストに。原発事故下の精神科病院で起きた患者死亡事件の検証報道「双葉病院置

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