ひげよ、さらば 上

上野瞭

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784652205457
ISBN 10 : 4652205457
フォーマット
出版社
発行年月
2023年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
367p;19

内容詳細

おれはヨゴロウザ。二本足のいうところの記憶喪失らしい。(おれの知っている世界はどこにいったんだ…。)これがすべての始まりだった。―うたえ、猫たちの叙事詩を。

【著者紹介】
上野瞭 : 1928年京都府生まれ。同志社大学文学部卒業。同志社女子大学教授。児童文学者。評論『戦後児童文学論』を出版して注目されたのち、長編創作『ちょんまげ手まり歌』を出版。以後『わたしの児童文学ノート』など児童文学評論集をつぎつぎと執筆。同志社女子大学では児童文化を担当。創作に『ひげよ、さらば』(第23回日本児童文学者協会賞)『さらば、おやじどの』『日本宝島』、大人向け長編小説『砂の上のロビンソン』(1989年映画化)『アリスの穴の中で』など。エッセイ集に『ただいま故障中』ほかがある。2002年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アマニョッキ さん

    舞台の前におさらいとして。子供の頃も面白かった記憶だけはあるが、本当に面白くてあっという間に読み終わってしまった。めちゃくちゃいい所で終わったのに中巻がまだ手元に届いてないぐすん。児童文学だけどどうして深い。ヨゴロウザの名前だけ二本足がつけた感あるし、記憶喪失の謎も気になるところ。わたしのまわりはみんな苦戦してるの何でだろ?って思ってたけどちょっと翻訳ものぽいからか?

  • あじ さん

    「ネコヅメのよる」「なまえのないねこ」の町田尚子さんのイラストで甦った、80年代児童書の名作。一時記憶を失った猫のヨゴロウザを主役に、ネコ、イヌ、ネズミの縄張り争いを個々の主張と心理戦で描く。上巻の後、中巻、下巻とたっぷりとした容量で物語は続く。ヨゴロウザはどこから流れてきたのか、度量はあるのか、ユニークなネーミングの仲間たちと追っかけていきたい。

  • ベル@bell-zou さん

    片目の相棒として手助けしているつもりがナナツカマツカの猫達のリーダーに仕立てられてしまったヨゴロウザ。野良犬たちの縄張りアカゲラフセゴへ潜入することになるが…。ヨゴロウザが記憶喪失を自覚するところから始まる謎めいた物語は勝手気まま嘘や疑いとで互いに心許し合えない猫模様。主人公ヨゴロウザはブレまくりだし兄貴分の片目はどこか信用できない。ちっともワクワクしないのにページを捲る手は止まらない不思議。どことなくどんよりとした気持ちで中巻へ。

  • はっぱ さん

    児童書。記憶喪失の猫、ヨゴロウザ。ヨゴロウザが気が付いた所は、ナナツカマツカと言う丘だった。そしてヨゴロウザは「片目」と言う猫に合う。「片目」の相棒として暮らすうちに、若かったヨゴロウザも丘の暮らしとその丘に暮らす様々な猫達に馴染んでいく。不本意ながらも、ナナツカマツカのリーダーとなったヨゴロウザ。続きが気になる劇的な終わり方だった。片目の事を疑わしく思っていたけど、片目の取った行動には感動した。

  • スイBLスキー さん

    全然『一文字』が出てこない…片目がそうなのかな。NHKの人形劇。ひげよ、さらば。も好きで、中でも一文字が好きだった。懐かしいけど、どんな話だったかはあまり記憶がない(´・ω・`)続刊読みたいなぁ〜

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上野瞭

1928年京都府生まれ。同志社大学文学部卒業。同志社女子大学教授。児童文学者。評論『戦後児童文学論』を出版して注目されたのち、長編創作『ちょんまげ手まり歌』を出版。以後『わたしの児童文学ノート』など児童文学評論集をつぎつぎと執筆。同志社女子大学では児童文化を担当。創作に『ひげよ、さらば』(第23回日

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