比較史のアジア 所有・契約・市場・公正 イスラーム地域研究叢書

三浦徹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784130341844
ISBN 10 : 4130341847
フォーマット
出版社
発行年月
2004年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,310p

内容詳細

中東、中国、東南アジアの3つの地域を対象に、所有・契約・市場・公正をテーマに、原理的レベルで比較する。比較の座標軸からアジアを見直し、アジアのフィールドで展開するプレーから現代社会を見直す鍵を見つける。

【著者紹介】
三浦徹 : 1953年生。お茶の水女子大学文教育学部教授。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了(アラブ・イスラーム史)

岸本美緒 : 1952年生。東京大学大学院人文社会系研究科教授。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了(中国明清史)

関本照夫 : 1947年生。東京大学東洋文化研究所教授。東京大学大学院社会学研究科修士課程修了(文化人類学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Cebecibaşı さん

    アジア都市の市場における契約や所有、構成のあり方を中国、東南アジア、中東をフィールドにして様々な時代における事例や、商品取引を裏付ける法思想を比較する一冊。捉えようとする範囲が広いこともあり、ややとっちらかった印象も受けるが、これだけの広い範囲を一気に論じることには大きな意義がある一冊である。今後は年代別にテーマごとの地域間比較を行う必要があると思われる。個人的には日本史研究に源流を持ち岸本論文で語られた地域社会論を中東地域などにどう反映していけるかを考えてみたい。

  • ヴィクトリー さん

    中国における契約が、飽く迄その時点における合意であり、その内容に固執するのでは無く、状況の変化によっては、当事者と公権力などの第三者の間で、新たな合意を結ばれ得るもの、である事に興味を持った。本書では、比較するにあたって「原理的に」比較する、ということを謳っている。この立場について、完全には理解出来てないと思うが、物事を確定的に述べるのでは無く、手探りで「人間が作りなした秩序とはどのようなものでありうるか」を探っていく感じが好感を持てた。全編が読み易い訳ではなかったが、この様な視点の本が他にも出て欲しい。

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三浦徹

1953年生まれ。お茶の水女子大学名誉教授。東京大学大学院人文科学研究科修了。専攻は、アラブ・イスラーム史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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