大東建託の内幕 “アパート経営商法”の闇を追う

三宅勝久

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784886838377
ISBN 10 : 4886838375
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
217p;19

内容詳細

“一括借り上げ(サブリース)で資産運用”の甘い罠。「こんなはずではなかった」と苦しむアパート経営者たち。契約を取るために犯罪に手を染める社員、パワハラが横行する職場、成果主義に追い詰められて自殺事件が続発―。「いい部屋ネット」の大東建託で何が起こっているのか!

目次 : 第1部 使い捨てられる社員たち(藤枝支店自死事件/ 会長の報酬は二・六億円 労災認定も責任とらず/ 欠陥建築の尻ぬぐいで過労死寸前 ほか)/ 第2部 家主の夢と現実(近隣住民を憤慨させた工事強行未遂/ 退去費用ゼロで「退去せよ」の非常識/ 銀行融資一億円を宙に浮かせたままで建築強行 ほか)/ 第3部 自壊への道(労組結成で対抗「二年間契約取れなければクビ」の異常/ 取材に応じたら懲戒処分された!/ 八千代支店と赤羽支店で自死が相次いで発生 ほか)

【著者紹介】
三宅勝久 : ジャーナリスト、ブログ「スギナミジャーナル」主宰。1965年岡山県生まれ。フリーカメラマンとして中南米、アフリカの紛争地を取材。『山陽新聞』記者を経て現在フリージャーナリスト。「債権回収屋G 野放しの闇金融」で第12回『週刊金曜日』ルポルタージュ大賞優秀賞受賞。2003年、『週刊金曜日』連載の消費者金融武富士の批判記事をめぐり同社から損害賠償請求訴訟を起こされるが、最高裁で勝訴確定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • fwhd8325 さん

    まさかと思うようなゴシップ本もあるけれど、私自身は、直接関わったことはありませんが、大東建託の実態は少し見聞きしていたので、まさによくぞ書いたと言いたい。一方、こんな事件がありながら、全く報道されない日本の報道のだらしなさ。CM収入目当てに、こんな実態に目をつぶっているなんて信じられません。上場基準を見れば、こんな実態の企業が上場しているなんて、全く信じられません。それにしても恐ろしい会社です。作り物ではない真実だけにまさに恐ろしいの一言です。

  • GAKU さん

    一部上場企業でありながら、典型的なブラック企業でした。いい目を見るのはごくごく一部のTOPだけ。でもここまで酷くは無くても、組織の体質って似たり寄ったりかな。

  • おかむら さん

    いい部屋ネット大東建託。アパート経営を小田舎の小土地持ち老人に持ちかける商法を追いかけたルポ。なんでこんな田舎にボツボツとアパートが建ってくの? からくりが怖い怖い怖い! ブラック過ぎる。最終章、過酷なノルマに徐々に道を踏み外し最後は殺人未遂まで犯す営業マンの公判傍聴記録は、もう小説以上の迫力が。こんなにブラックなのにあまり報道されない(この本もマイナーっぽい出版社だし)のはなにか大きな力が働いてそうなのも怖い。超闇! ガイアの夜明けでやったレオパレスやスルガ銀行のニュースと合わせ業界の今後もかなり闇。

  • サトシ@朝練ファイト さん

    今の時代でもこんな事やってんのか?

  • たぬきごんべい さん

    サブリースでの悪評は聞いていましたが、大東建託は想像以上に社員にも顧客にも酷い。ただ広告費をたんまり貰ってるTVは大東建託のことをたたけない、叩かない。『ガイアの夜明け』に期待です。歩合給も凄いと自腹営業やテンプラ契約も多くなるのも必然だ。架空契約を判っていても強引に本契約にしてしまったり、身銭を切らせてご祝儀契約にし追い込む上司。2年間契約なしが続くと解雇などブラックすぎる。30年家賃保証と言いながらも10年後には家賃が下がりオーナーも痛い目にあう。よくぞ調べて書いてくれた著者に感謝です。★4.0

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