ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

交響曲第1番『海の交響曲』『勇気はあるのか、おお魂よ』 マーティン・ブラビンズ&BBC交響楽団

ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDA68245
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


マーティン・ブラビンズのRVW、
交響曲プロジェクト第2弾『海の交響曲』!


2003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、2017年にも5月と9月に二度来日、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているマーティン・ブラビンズ。1920年版の『ロンドン交響曲』で話題を呼んだブラビンズのヴォーン・ウィリアムズ最新作は、RVW最初の交響曲である『海の交響曲(交響曲第1番)』が登場!
 アメリカの詩人ウォルト・ホイットマンの詩を用いて、ソプラノとバリトンの独唱、合唱と管弦楽のために書かれた大作『海の交響曲』をブラビンズの繊細な表現力、BBC響の濃密なオーケストラで描写します。
 カップリングには、『海の交響曲』と同じくウォルト・ホイットマンの「草の葉」からテキストが取られた知られざる合唱と弦楽のための作品『勇気はあるのか、おお魂よ(Darest thou now, O soul)(1925)』を収録。(photo by Benjamin Ealovega)(輸入元情報)

【収録情報】
ヴォーン・ウィリアムズ:
1. 海の交響曲(交響曲第1番)
2. 合唱と弦楽のための『勇気はあるのか、おお魂よ』


 エリザベス・ルウェリン(ソプラノ:1)
 マーカス・ファーンズワース(バリトン:1)
 BBC交響楽団&合唱団
 マーティン・ブラビンズ(指揮)

 録音時期:2017年10月14,15日
 録音場所:ロンドン、ブラックヒース・コンサート・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
 オーケストラ・合唱・指揮・ソリストと四...

投稿日:2018/10/29 (月)

 オーケストラ・合唱・指揮・ソリストと四つ揃った上に,いい録音(必ずしもハイクォリティということではなくて,コンサートの臨場感を彷彿とさせる,という傾向で)のこのての大編成曲で,なおかつ「イギリスもの」ということになると,本当に皆無に近く,これまで何枚の「ハズレ」を買ってきたことか。音楽好きな上にオーディオ好きというニーズを満たしてくれるのは,恐らくこれしかないだろう。冒頭のファンファーレの鳴り方で,録音の仕方が作為的でなく遠近感を大事にホールトーンをしっかり汲み入れながらのものだというのがよく分かる。オフマイク録音ながら,楽器の配置がよく分かり,しかも奥行き感が凄く,合唱まで含めると俯瞰的な位置から録音している感じがする。  演奏としては,奇をてらわず丁寧。過剰なドラマティックさよりも,豊かなハーモニーでぐいぐいと迫ってくる。それはソリストの選定にも言えて,特にバリトンの方は,これまで聴き馴染んできた「髭の船長さん風のぶっとび」というよりも,「詩人の知的な朗読風」だ。これは好みの分かれるところだが,こんな知的な「海」のソロは初めて聴いた。    白眉は第四楽章。ユニゾンで静かに始まる音楽が,月や星,銀河の世界に思いを馳せながら次第に盛り上がっていくところ,延々と重なり合いつつ拡大していくハーモニーの壮重さ。イギリス合唱作品の面目躍如だと思う。  これまでちゃんとした演奏はあったと思うが,それをできるだけありのままに録音してくれたすばらしい盤はなかなかなかった。そういう意味で,名盤だと思う。  

fi-di さん | 愛知県 | 不明

0

ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品