ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)

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CD 輸入盤

交響曲第5番、タリスの主題による幻想曲、他 スパノ&アトランタ交響楽団

ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CD80676
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ヴォーン=ウィリアムズの交響曲第1番『海の交響曲』(CD80588)が2003年のグラミー賞に輝いたロバート・スパノ&アトランタ交響楽団がついに続編をリリース。第2弾となる今回は交響曲第5番です。自作のオペラ『天路歴程』から主題を転用した交響曲第5番は、シベリウスに捧げられた作品。戦時下の作であることもあって、安らぎにも似た祈りの歌の世界が胸にしみます。
 弦楽合奏による『タリスの主題による幻想曲』は、美しさが際立った音楽ですが、このアルバムには、その主題のもとであるトマス・タリスのア・カペラ作品『詩編』をも併録しています。
 『音楽へのセレナード』は、オーケストラ伴奏付きの合唱作品。テクストはシェイクスピアの『ベニスの商人』最後の場面に基づき、ヘンリー・ウッドの指揮生活50周年を記念して彼に献呈されました。各4人の四部合唱=16名の独唱者でも歌われますが、ここではジェシカ・リヴェラ(S)、ケリー・オコナー(Ms)、トマス・ステュードベイカー(T)、ヌモン・フォード(Br)らのクァルテットに、混声合唱とオーケストラが付くというスタイルでの演奏。ソプラノのジェシカ・リヴェラは、2004年のドミンゴのオペラ・コンクール「オペラリア」のファイナリスト。メゾ・ソプラノのケリー・オコナーは、ゴリホフの歌劇『アイナダマール』のCDで主役を歌いグラミー賞を受賞。このCDはスパーノが指揮、リヴェラも参加しています。トマス・ステュードベイカーは、ジョージ・ロンドン基金からキルステン・フラグスタート・メモリアル・アワードを受けた、注目のヘルデン・テノール。2006年1月の大友直人指揮東京交響楽団『グレの歌』に来演していました。ヌモン・フォードはパナマ系アメリカ人バリトンで、ボルコムの『無垢と経験の歌』のアルバムで2006年にグラミー賞を受賞しています。
 ロバート・スパノは1961年生まれのアメリカ人指揮者・ピアニスト。2001年からアトランタ交響楽団の音楽監督を務めています。(ユニバーサルIMS)

ヴォーン・ウィリアムズ:
・交響曲第5番ニ長調
・タリスの主題による幻想曲
・音楽へのセレナード

・トーマス・タリス:詩篇“Why Fum'th in Fight?”

 ジェシカ・リヴェラ(S)
 ケリー・オコナー(Ms)
 トマス・ステュードベイカー(T)
 ヌモン・フォード(Br)
 アトランタ交響楽団室内合唱団
 アトランタ交響楽団
 ロバート・スパノ(指揮)

収録曲   

  • 01. Why fum'th in sight
  • 02. Fantasia on a theme by Thomas Tallis
  • 03. Symphony no 5 in D major
  • 04. Symphony no 5 in D major
  • 05. Symphony no 5 in D major
  • 06. Symphony no 5 in D major
  • 07. Serenade to music

ユーザーレビュー

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アトランタ響の首席指揮者は、アトランタを...

投稿日:2015/07/31 (金)

アトランタ響の首席指揮者は、アトランタを離れると、耳にすることが少なくなる、それだけ、オケに恵まれた処がある、と、言うことなのでしょうが、スパーノは、小澤さんのタングルウッドから、例によって世に出、アメリカ人としてこれから、嘱望の存在。米国現代音楽、新人を好企画で紹介し、アトランタ響の自主レーベルASOMediaも立ち上げた。その第一弾はヴォーン・ウイリアムズの1番だった。最新盤は、「我らに平和を与え給え」と、4番、揚げひばりのセット。ここでのTelarcでの5番もイギリスのオーケストラとは一味違う明るい響きで、牧歌的、自然、民謡派な一方で、世相、不穏と、街、教会への愛憎含んだ独自のゆったり、突然怒ったりの、スケール大きい音楽を響かせてくれる。イギリス人以外が、ウイリアムズを演ずると、やっぱり新しい一面、面白みが出てくる。タリスはアトランタ響の美音、セレナーデも優秀。5番も、現代英国のアンドリュー・デイヴィス、マーク・エルダーと聴き比べると、次世代になったと、感じる。これでいい!スパーノ、ウイリアムズ、共に注目の1枚。6番、8番も、聴きたくなる。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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