CD

ピアノによるワーグナー名場面集 ニコライ・ルガンスキー(日本語解説付)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC6793
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


日本語解説付き
ワグネリアンでさえも目からウロコ間違いなし。
ルガンスキーがピアノで描くワーグナーの世界!


技術、音楽性ともに現在最高のピアニストのひとりニコライ・ルガンスキー。レコーディングに積極的でディスコグラフィも充実していますが、最新盤は驚きのワーグナー。とはいってもワーグナーのオリジナル・ピアノ曲ではなく、楽劇の名ナンバーをピアノで披露。
 ワーグナー作品のピアノ編曲自体は各種存在しますが、複雑なスコアを10本の指に収めることや、ゆったりと流れる時間感覚など原曲の持ち味を保つのは難しく、ルガンスキーは既存の編曲を拡大したり、自らの版を手掛けての挑戦。聴きものは彼編曲による『神々の黄昏』からの4つの場面。20年以上前から構想しながら、レコーディングの数日前にようやく完成したというもの。単なるヴィルトゥオーゾ効果ではなく、善悪や富と愛についての哲学的深みを湛えた壮大なもので非常に感動的。ルガンスキー円熟の神業を見せてくれます。
 ルガンスキーは大のワグネリアン、ことに『ローエングリン』以降の作には目がなく、アルバム実現が夢だったと語っています。実際ワーグナーの話をしだすと止まらず、CDブックレットでも熱いワーグナー愛を論じています(欧文)。
 ルガンスキーが「ワーグナーのピアノ編曲の真の傑作」と賞するリストの『イゾルデの愛の死』が最後に披露されますが、オペラ原作を深く理解しているだけあり、数多い同曲録音中でも別格の説得力と凄みに圧倒されます。(輸入元情報)

【収録情報】
ワーグナー:

● 『ラインの黄金』〜ヴァルハラへの神々の入場(ブラッサン、ルガンスキー編)
● 『ワルキューレ』〜魔の炎の音楽(ブラッサン編)
● 『神々の黄昏』〜ブリュンヒルデとジークフリートの愛の二重唱(ルガンスキー編)
● 『神々の黄昏』〜ジークフリートのラインの旅(ルガンスキー編)
● 『神々の黄昏』〜ジークフリートの葬送行進曲(ルガンスキー編)
● 『神々の黄昏』〜ブリュンヒルデの告別の歌(ルガンスキー編)
● 『パルジファル』〜場面転換の音楽と終幕(モットル、ルガンスキー、コチシュ編)
● 『トリスタンとイゾルデ』〜イゾルデの愛の死(リスト編)

 ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)

 録音時期:2023年9月
 録音場所:パドヴァ、慈愛同信会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 ディジパック仕様
 輸入盤・日本語帯・解説付き


内容詳細

ピアニストのルガンスキーによる、ワーグナーのオペラの名場面集。「ワルキューレ」や「神々の黄昏」、「トリスタンとイゾルデ」など、オペラの一場面をピアノ版に編曲されたものを演奏。ワーグナー本来の魅力が、円熟のピアノや編曲で説得力を増している。(CDジャーナル データベースより)

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ルガンスキーは卓越したテクニックと鋭敏な...

投稿日:2024/04/12 (金)

ルガンスキーは卓越したテクニックと鋭敏な感性が一体となった素晴らしいピアニストだと思いますが、さすがにワーグナーをピアノで弾くのは無理があり、大味な印象を受けました。特にトリスタンがそうでパルジファルはややましという感じです。

好事家 さん | 千葉県 | 不明

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