Blu-ray Disc 輸入盤

『神々の黄昏』全曲 パドリッサ演出、メータ&バレンシア州立管、ウィルソン、サルミネン、他(2007 ステレオ)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
701204
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
Blu-ray Disc
その他
:
輸入盤

商品説明

ヴァレンシア発、最先端の『指環』完結!/『神々の黄昏』
ブルーレイ・ディスク

これぞ新時代の『指環』! スペイン、バレンシアの芸術館と、イタリア、フィレンツェ市立歌劇場の共同制作で、新たな『指環』が誕生! この『神々の黄昏』で全曲揃いました。
 この舞台は、バルセロナのパフォーマンス集団ラ・フラ・デルス・バウスが参加しており、その中心メンバー、カルルス・パドリッサが演出を担当。特徴の一つは、巨大スクリーンに投影した圧倒的なCG映像。オペラの舞台で映像を用いるのは珍しくありませんが、この演出では非常に精密に作られたCG映像を舞台一面に広がるスクリーンに投射しています。第二に、舞踊団体ラ・フラ・デルス・バウスの驚異的な集団舞踊。ラ・フラ・デルス・バウスは1979年創立。1992年にはバルセロナ・オリンピックの開会式を手がけ、世界的に知られるようになりました。様々な点で現代の最先端を行く舞台づくりです。
 そしてメータの指揮と、現代を代表するワーグナー歌手が集められ、ワグネリアンはもちろん、オペラ・ファンや舞台好きな人は皆要注目です! 特典にメイキング映像付き。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ワーグナー:『神々の黄昏』全曲
 ランス・ライアン(T ジークフリート)
 ラルフ・ルーカス(Br グンター)
 マッティ・サルミネン(B ハーゲン)
 フランツ=ヨーゼフ・カペルマン(B アルベリヒ)
 ジェニファー・ウィルソン(S ブリュンヒルデ)
 エリザベーテ・マトス(Ms グートルーネ)
 キャサリン・ウィン=ロジャース(Ms ヴァルトラウテ)
 バレンシア州立管弦楽団&合唱団
 ズービン・メータ(指揮)

 演出:カルルス・パドリッサ(ラ・フラ・デルス・バウス)
 装置:ローラント・オルベター
 衣装:チュ・ウロズ
 収録時期:2007年
 収録場所:バレンシア、ソフィア王妃芸術館(州立歌劇場)ライヴ

 収録時間:280分(本編)、27分(特典)
 画面:カラー、16:9 Full HD
 音声:PCMステレオ、DD 5.1、DTS HD Master 7.1(本編)、DD 2.0(特典)
 字幕:独英仏西(本編)、英(特典)
 Region All

※ブルーレイディスク対応プレイヤーでのみ再生できます。

ユーザーレビュー

総合評価

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私はとても楽しめました、まだ一部しか観て...

投稿日:2012/02/23 (木)

私はとても楽しめました、まだ一部しか観ていませんが。 ブリュンヒルデをあれだけ歌える歌手はそういないと思います。 実に見事です。アンサンブルも整っていると思います。 メータの指揮も勢い任せの荒いものではなく、Wagnerの音楽を堪能させてくれます。 ○outubeに一部ありますので是非ご覧になってみて下さい。

yusuke さん | 愛知県 | 不明

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最後になって評価を下げざるをえないのは残...

投稿日:2010/04/18 (日)

最後になって評価を下げざるをえないのは残念だが、演出、指揮、歌それぞれの問題がここで一気に噴出した感がある。歌ではまず、ウィルソンのブリュンヒルデへの不満が抑えがたい。声自体の力に不足はないが、ドイツ語のディクションに問題があるせいか、喜怒哀楽のメリハリなく、終始一本調子なのは非常に辛い。さしものサルミネンも現時点でのハーゲンは荷が重かった。声の威力に頼って力めば力むほどチンケな小悪党に成り下がってしまう。ただし、ライアンは引き続き好調で、近年では屈指のジークフリートと言える。指揮に関しても本作が最も不満が大きい。オケはとても巧いが、ラトル/BPOと比べるとテキメンに分かる通り、内声部や低音部の支えが不足。加えて指揮者が音色(明暗のコントラスト)に鈍感なため、のっぺりした音楽になってしまっている。 最後に演出について。たとえば資本主義批判は確かに『指輪』全体の中心テーマだが、誰よりも資本主義の倫理に縛られているのはヴォータンだから、ギービヒ家の面々を金の亡者にしてしまうのは筋違いだし、グンターとハーゲンのスタンスの違いが分からなくなるというデメリットが大きい。そもそも四部作全体の物語は、文明を捨てて自然に還れば指輪の呪いから逃れられる、などという単純なものではないはずで、これでは解釈が根本的に間違っていると言われても仕方がない。ワーグナーの音楽をどこまで目に見えるものにできるか、というのはゲルマン文化vsラテン文化の宿命的対立という観点からも面白いテーマ。ラストシーンで事実上、何も見せなかったコンヴィチュニーを見習えとは言わないが、さすがに『黄昏』に至ると随所で視覚的表象が音楽に負けている。音楽には音楽でしか表現できないものがあるという、あたりまえの真理を改めて思い知らされた。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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