CD 輸入盤

『ワルキューレ』第1幕 ハンス・クナッパーツブッシュ&ウィーン・フィル、キルステン・フラグスタート、セット・スヴァンホルム、他(1957 ステレオ)(平林直哉復刻)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GS2290
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


クナッパーツブッシュの最高傑作、
『ワルキューレ』第1幕全曲、驚異的に改善された音質で再登場!
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ


【このCDの復刻者より】
「2017年に発売したGS-2163は2トラック、38センチのオープンリール・テープを使用し、望みうる最上の音質を獲得出来たと自負していました。しかし、この名演もまたマスタリングの全行程をプロ用の機器でやるべきだと試したところ、仰天の結果を得ました。テープはGS-2163に使用したものと同じですが、出て来る音は前後、左右、上下の空間的広がりは3割増しくらいに思えました。それと同時にウィーン・フィルの瑞々しさ、艶やかさは神がかりのようであり、歌手の声も身震いするほどの素晴らしさです。こんな音質の盤を世の中に流布させても良いのかと、怖くなるほどです。
 解説書にはGS-2163にも使用したオットー・シュトラッサー(ウィーン・フィルの第2ヴァイオリン首席奏者として活躍)の手記を掲載します。この一文はクナッパーツブッシュについて書かれた文献では最も重要なものであり、この名演にふさわしいと判断しました。
 なお、当CDには歌詞対訳は添付されておりません。ご了承下さい。」(平林直哉)

【収録情報】
● ワーグナー:『ワルキューレ』第1幕


 ジークリンデ:キルステン・フラグスタート(ソプラノ)
 ジークムント:セット・スヴァンホルム(テノール)
 フンディング:アルノルト・ヴァン・ミル(バス)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ハンス・クナッパーツブッシュ
(指揮)

 録音時期:1957年10月28-30日
 録音場所:ウィーン、ゾフィエンザール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
 国内製作
 日本語帯・解説付き

内容詳細

2017年発売のGS-2163と同じ仕様だが、マスタリングの全行程にプロ用機器を使用している。その結果、音の鮮度は格段と上がり、奥行き感も増し、ウィーン・フィルの当時の艶やかさが蘇った。一度は聴くべき名演だ。(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
2
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
「ワルキューレ第1幕」と「ジークフリート...

投稿日:2023/05/04 (木)

「ワルキューレ第1幕」と「ジークフリートラインへの旅」について、キングレコードが発売した国内初期盤及び、2016年本家から発売されたシングルレイヤーSACDと比較した。まずは国内初期盤だが、これは国内LP用のセイフティーマスターからストレートにデジタル化したものと思われ、加工が少なく素朴なサウンドは悪くはないが、当時のデジタル機材の性能限界やテープの劣化によると思われるトランジェントの甘さや、高域の特性の低下が気になる。一方のSACDは、ヒスノイズをきれいに除去するとともに、丸くなった高域や緩んだ中低音域をイコライジングで引き締め、たっぷりと収録されていた演奏ノイズまで丁寧に取り去ることで、いかにも現代人好みなサウンドに生まれ変わっており、長年このアルバムを愛するファンとしては、オリジナルテープの持つ情報を最大限尊重しつつ、経年劣化を補うため最低限のマスタリングを施した第三の復刻を待ち望んでいたところであった。そしてこの期待に対して、今回の平林復刻盤(2023年)は見事に応えてくれた。バックグランドのサーというヒスノイズはもちろんのこと、各所で聞えるゾフィエンザールの床や椅子のきしみ音、さらには楽員が楽器を構えたり、楽譜をめくる際に発する音がそのまま残っているのは、過度なノイズリダクションを行っていない証拠だし、新鮮で一種の軽さを伴う解放感あふれるサウンドは、オープンリールデッキの再生音そのものだ。唯一不満を探し出すとすれば、「なぜSACDを併発しなかったのか」であるが、本CDの素晴らしいサウンドを前にすれば些細なことでしかないだろう。最後に平林さんに質問!「プロ用の機材」って何をどう変えたのですか?

meji さん | 神奈川県 | 不明

2
★
★
★
★
★
グランドスラムによる2回目の復刻盤(GS-216...

投稿日:2017/04/23 (日)

グランドスラムによる2回目の復刻盤(GS-2163)を聴いて、本当に感動しました! デッカによる正規盤をはるかに上回る音質です。とても60年も前の録音とは思えません。使用したテープはオリジナル・マスターテープに限りなく近いものと推察されます。平林氏による宣伝文句に偽りはありません。大名演を成し遂げたクナッパーツブッシュ、フラグスタート、スヴァンホルム、ミル、ウイーン・フィルに拍手喝采を送りたいと思います。なお、ライナーノートは、前回の復刻盤(GS-2033)の転載で、オットー・シュトラッサーによるクナについての長めのエッセイで、読み応えがあり貴重です。

ドンナー さん | 神奈川県 | 不明

5

ワーグナー(1813-1883)に関連するトピックス

オペラ に関連する商品情報

おすすめの商品