CD 輸入盤

『ワルキューレ』『さまよえるオランダ人』『ジークフリート』その他からの名場面集 エルメンドルフ&シュターツカペレ・ドレスデン、他(モノラル)(2CD)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PH07048
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

エディション・シュターツカペレ・ドレスデン第23集
ワーグナー:オペラからの名場面集2


【収録情報】
ドレスデンにおけるワーグナー演奏の伝統は、作曲家自身がザクセン宮廷のカペルマイスターを務めていた1840年代にまで遡ります。この時期には1842年に『リエンツィ』、1843年には『さまよえるオランダ人』、1845年に『タンホイザー』がドレスデンでそれぞれ初演されています。
 Profilより復刻されるワーグナー録音はシュトラウスのオペラと同様に、こうしたドレスデンのめぐまれた背景を強く感じさせるもの。伝統のオケを随えるのはベームの後任としてシュターツカペレ・ドレスデンの音楽監督を務めたエルメンドルフ(1891−1962)、ドレスデンに生まれ当地で学び、当劇場のコレペティートアや指揮者も務めたシュトリーグラー(1886−1958)。なにより、往年のドレスデンのベスト・メンバーらの存在感も圧倒的なものがあります。
 なお、シリーズの恒例として、充実のブックレットには劇場、舞台風景、公演ポスターなどの写真がふんだんに掲載されているのもうれしいところです。

【収録情報】
CD1
『ワルキューレ』(ハイライト)
第1幕第1場より
・前奏曲
・『このかまどが誰のものであろうと』
・『冷たい水が元気づけてくれました』
・『不幸な男をあなたは元気づけて下さった』
第1幕第2場より
・『かまどのかたわらに、疲れきったこの人を見つけました』
・『フリートムントと名のることは許されません』
・『力強い狩人が私たちに』
・『わしは荒々しき一族のことを知っている』
第1幕第3場より
・『父が約束したひとふりの剣』
・『お客人、おやすみですか?』
・『館の男たちがすべてこの部屋に集まっていました』
・『冬の嵐は去り』
・『寒い冬の日々に私が憧れていた春こそあなたです』
・『おお、無上の喜び! 幸せの女よ!』
・『ジークムントは私の名、私こそはジークムントだ!』
 マルガレーテ・テッシュマッハー(ソプラノ)
 マックス・ローレンツ(テノール)
 クルト・ベーメ(バス)
 カール・エルメンドルフ(指揮)

CD2
『ワルキューレ』より
・第3幕『さらば、勇ある輝かしき子よ!』(ヴォータンの告別)
 ヨーゼフ・ヘルマン(バリトン)
 カール・エルメンドルフ(指揮)

『タンホイザー』より
・第2幕『おごそかなこの広間よ』(歌の殿堂)
・第3幕『マリア様、願いをお聞き入れください』(エリーザベトの祈り)
 マリアンネ・シェヒ(ソプラノ:エリーザベト)
 カール・エルメンドルフ(指揮)

『さまよえるオランダ人』より
・第1幕『あらしと悪しき風に追われ』
・第2幕『遠く忘れられた古い時代の中から』
 クルト・ベーメ(バス)
 ヨーゼフ・ヘルマン(バリトン)
 クルト・シュトリーグラー(指揮)

『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より
・第2幕『リラの花がなんとやわらかく』
 ヨーゼフ・ヘルマン(バリトン)
 クルト・シュトリーグラー(指揮)

『ジークフリート』より
・第1幕『雲の高みへ』
 ヨーゼフ・ヘルマン(バリトン)
 カール・エルメンドルフ(指揮)

『神々のたそがれ』より
・第1幕『輝かしい生命の心地よい熱情』
 マックス・ローレンツ(テノール)
 ヨーゼフ・ヘルマン(バリトン)
 クルト・シュトリーグラー(指揮)

 シュターツカペレ・ドレスデン
 録音方式:モノラル

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Vorspiel
  • 02. Act 1. Scene 1. Wess' Herd dies auch sei
  • 03. Act 1. Scene 1. Khlende Labung gab mir die Quel!
  • 04. Act 1. Scene 1. Einen Unseligen labest du
  • 05. Act 1. Scene 2. Md am Herd fand ich
  • 06. Act 1. Scene 2. Friedmund darf ich nicht heissen
  • 07. Act 1. Scene 2. Ein starkes Jagen auf uns
  • 08. Act 1. Scene 2. Ich weiss ein wildes Geschlecht
  • 09. Act 1. Scene 3. Ein Schwert verhie mir der Vater
  • 10. Act 1. Scene 3. Schlfst Du Gast?
  • 11. Act 1. Scene 3. Der Mnner Sippe sass hier im Saal
  • 12. Act 1. Scene 3. Winterstrme wichen dem Wonnemond
  • 13. Act 1. Scene 3. Du bist der Lenz nach dem ich verlange
  • 14. Act 1. Scene 3. O ssseste Wonne! Seligstes Weib!
  • 15. Act 1. Scene 3. Siegmund heiss ich, und Siegmund bin ich!

ディスク   2

  • 01. Act 3. Wotan's Abschied und Feuerzauber. Leb' wohl, du khnes herrliches Kind
  • 02. Arie der Elisabeth. Dich teure Halle gr ich wieder
  • 03. Allmchtige Jungfrau, hr' mein Fiehen
  • 04. Durch Sturm und bsen Wind
  • 05. Act 2. Duett Senta-Hollnder (fragment). Wie aus der Ferne lngst vergangener Zeiten
  • 06. Monolog des Hans Sachs. Was duftet doch der Flieder
  • 07. Szene des Wanderers (fragment). Auf wolkigen Hhen
  • 08. Szene Siegfried-Gunter (fragment). Blhenden Lebens labende Glut

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エルメンドルフの録音は、ほとんどがワーグ...

投稿日:2017/04/13 (木)

エルメンドルフの録音は、ほとんどがワーグナーでそれ以外となるとウェーバーの魔弾の射手しか知らない。録音を聞けばドイツのカペルマイスターといのが、録音をもって遡れるものをして、この人が起点になっていることがわかるといえよう。続くのはケンペ、カイルベルト、ヨッフム、ベームであり、カラヤンもここに含まれるのではないだろうか。クナとフルヴェンは例外的存在であることもわかる。録音は44年とは思えないほど優秀、多少平板であるが十分に鑑賞に耐えうる。むしろ50年代のバイロイトliveよ聞きやすいかもしれない。歌手はベーメのフンディングが多少優しい声でもう少し厳しさというか冷酷さのようなものが欲しい。ザックスとかマルケ向きの声の気がする。しかし、現代では比較にならないほどの「力」があるのは事実である。ジークムントとジークリンデは文句のつけようがない。ジークリンデのTeschemacherは細めの声だが、恋と愛にワクワクしている少女の様で楽しめた。ローレンツのジークムントはまさに理想的であると言えよう。クナ盤でのフラグスタートのおばちゃん声とは大違いである。skdの音色も美しく、エルメンドルフの指揮はミスは見受けられるものの構築性の富んだもので、この人のブルックナーがあったら聞いて見たかった。ケンペやカイルベルトに近い。2枚目に収録されるアリア集も素晴らしいが後ろのトラックほど音質が悪くなる。Herrmannのヴォータンの告別はホッター程の厳しさはないものの暖かみのある声で、僕はこっちを取る。指揮もエルメンドルフだし元々はワルキューレを全曲録音する予定だったのだろう。実現しなかったことが悔やまれる。そうなるとブリュンヒルデは誰だったのだろう。

ハリボー さん | Tokyo | 不明

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