ローズマリ・サトクリフ

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イルカの家

ローズマリ・サトクリフ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566020955
ISBN 10 : 4566020959
フォーマット
出版社
発行年月
2004年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,325p

内容詳細

16世紀、大航海時代のイギリス。孤児となった少女タムシンは、おじさんの家に引き取られる。叶わぬ夢と、自分の居場所を失った悲しみとを胸に秘めて…。屈指の歴史小説家サトクリフの新たな魅力を伝える異色作。

【著者紹介】
ローズマリー・サトクリフ : 1920〜1992年。イギリスの作家。2歳のときスティルス氏病を発病して歩行困難に陥り、やがて車椅子生活を余儀なくされる。9歳から14歳まで学校教育を受けたのち、画家を志したが、1950年、『ロビン・フッド年代記』で作家デビュー。1954年からのローマン・ブリテン三部作『第九軍団のワシ』『銀の枝』『ともしびをかかげて』(いずれも岩波書店)で歴史小説の第一人者としての地位を確立した。『ともしびをかかげて』は1959年のカーネギー賞を受賞している

乾侑美子 : 1941年、東京生まれ。お茶の水女子大学卒業。家庭文庫を手伝ったあと、子どもの本の翻訳を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェルナーの日記 さん

    著者サトクリフの他作品”ローマン・ブリテン4部作”や”アーサー王シリーズ”とは、一味も二味と全く違った一面を見せてくれた1冊。”ローマン・ブリテン4部作””アーサー王シリーズ”が栄光の日々から没落し征く姿を描いた秋から冬へと向かう作品ロマンス(騎士道)物語ならば、本作『イルカの家』は冬から春へと向かうグロス(青春・成長)物語といえよう。主人公少女タムシンは8歳の女の子。彼女は孤児となってしまい生まれ故郷のビディフォドから遠く離れたロンドンの伯父さんの家に引き取られる。

  • 優希 さん

    とても優しい物語でした。ゆっくりとした日常が流れ、ささやかな喜びと幸せが豊かに感じられました。普通の日々なのにじんわり心に沁み込んで来るものがあります。孤児になって親戚の家に引き取られたタムシンですが、素敵な人たちに囲まれて本当に幸せだと思います。心穏やかに、あたたかい気持ちになれる物語でした。

  • NAO さん

    【「祝・生誕100年ーフィリパ・ピアスとローズマリ・サトクリフを読む」参加】海に憧れる少年処女を主人公に、16世紀のイギリスの活気が描かれている。徒弟制度の仕組み、優しく温かいデボラおばさんと彼女が立ち回る下町の市場の様子、と五月祭の華やかさと喧騒、王の船の行進。時代が詳細に色濃く描かれているのはサトクリフ他の作品と同じだが、他の作品にはない明るさが感じられた。

  • はる さん

    あたたかい物語。十六世紀のイギリス。船が大好きな少女タムシンは孤児となってしまい、ロンドンのおじさんの家に引き取られることに…。そこで出会った少年ピアズとの優しくほのぼのとした関係が凄くいい。二人の夢は船に乗っての大航海。でもそれは叶わぬ夢…。ラストのクリスマスの夜に素敵な出来事が起こります。

  • ぶんこ さん

    クリスマスにぴったりなお話でした。そして船が好きな人にも楽しい話でした。両親を亡くし祖母にも亡くなられ、ロンドンの伯父に引き取られたタムシン8歳。どうなることかとドキドキしたのですが、伯母もいとこたちも皆明るくて良い人ばかりでホッとしました。好きな道へ進めないタムシンと伯父の次男ピアズでしたが、クリスマスの奇跡が!16世紀のロンドンと日本がどうだったのかと調べながらの読書となりました。

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ローズマリ・サトクリフ

1920〜92年。イギリスを代表する歴史小説家。はじめ細密画家をこころざすが文筆に転じ、30を超える作品がある。1959年、すぐれた児童文学にあたえられるカーネギー賞を受賞し、歴史小説家としての地位を確立した。児童向け歴史小説のほか、イギリス伝承の再話、ギリシア神話の再話、成人向けの歴史小説、BBC

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