ロバート・M.アクセルロッド

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つきあい方の科学 バクテリアから国際関係まで MINERVA21世紀ライブラリー

ロバート・M.アクセルロッド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784623029235
ISBN 10 : 4623029239
フォーマット
出版社
発行年月
1998年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
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20cm,205,51p

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読書メーターレビュー

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  • bX さん

    コンピュータ上のシミュレーションから得られた関係構築のためのもっとも有効であろうと思われる戦略“しっぺ返し戦略”が、バクテリアから国際関係まで応用できるという話しが実に興味深い。「しっぺ返し」とは、相手から良いことを受ければこちらも良いことを返し、良くない仕打ちを受ければ良くない仕打ちをやり返すという行動原則を表現するものであり、シミュレーション上、それを単純化したしたもの。この戦略は勝ちと負けがほぼ同じ割合で推移するが、最終的には僅少差での勝利をつかむ。これは一対一、一対多でも有効らしい。面白すぎる!

  • ちから さん

    自分からは裏切らず、やられたら即座に一度切りやり返す。(根に持たない。) これが最強の振る舞い。 やがて相手も協調するようになり、win-winとなる。

  • C-biscuit さん

    古本購入。かなり有名な本で一度読んでみたかった。有名な囚人のジレンマの話であり、世の中のさまざまな問題が、囚人のジレンマの問題に当てはまることを確認。結局シンプルなしっぺ返し作戦がもっとも有効であり、協調性が重要なファクターであることが、様々な事例からわかる。戦争時も局所的な前線では、お互いを裏切らない協調的な戦場ができていた事実もあったようである。理論的にもそのようなのであるが、やはり万有愛護の精神が優れているのだとあらためて感じる。しっぺ返しも現実の世界ではやりすぎないことが重要である。確かにそう。

  • GASHOW さん

    生物は単体で生きられない。同じ環境に生きる様々な種の間で付き合いがある。人類が最も影響を得た付き合いは、ミトコンドリアを細胞に取り込んだ事だ。環境とのつきあいは生存競争につながる。人間同士では、囚人のジレンマが有名だ。人間同士の信頼と裏切りの最適化に使われる。答えは、しっぺ返し戦略で、騙された後には仕返しが必要だ。コツは、騙されたあとに許してあげること。最も大事なことは、長期的関係を望むなら自分からは騙さないことだ。裏切りを受けた側は、しっぺ返しをするし、忘れない。企業不祥事が悪影響を与える答えがこれだ。

  • ハパナ さん

    途中まで精読しましたが図書館本故に稀にある書き込み本でしたので、便乗して傍線とカギ括弧を拾い読みしました。印象に残ったのは”協調関係の基本は信頼関係ではなく、関係の継続性である。〜できる。互いに相手を信じようと信じまいと、長い目で見ればそれはあまり重要なことではなく、互いに協調し合う安定した関係をつくる条件が熟しているかどうかが問題なのである。”の一文です。

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