ロドリーゴ:ギター作品集
「アランフェス協奏曲」の美しく親しみやすいメロディで、クラシック音楽におけるギターの存在を世に知らしめ、楽器の地位を確立させた20世紀スペインの作曲家ロドリーゴの作品集。3歳でジフテリアにより視力を失うも楽才を発揮、バレンシアとマドリードの音楽院を経てパリへ渡り、ポール・デュカスに師事し音楽家の道を志しました。ロドリーゴ自身はピアニストで、ギターは演奏しませんでしたが、「アランフェス協奏曲」で高い評価を受けたのを機に、色彩感豊かでどこか哀愁のあるギターの名曲を多数作曲しています。これらは一般的にはそれほど知られていませんが、クラシック・ギタリストにとってはどれもが大切なレパートリー。
ここで演奏しているのは、スペインのハエン県、トレス出身のロハス=オガヤルで、今作が2作目のソロCD。1作目は2015年に20世紀と21世紀のスペイン音楽集をリリースするなど、近年のスペイン現代音楽の初演を多数手がけている演奏家です。(輸入元情報)
【収録情報】
ロドリーゴ:
● ヘネラリーフェのほとり
● 3つのスペイン風小品(ファンダンゴ/パッサカリア/サパテアード)
● ソナタ・ジョコーサ(アレグロ・モデラート/アンダンテ・モデラート/アレグロ)
● 祈りと踊り
● 小麦畑で
● 古風なティエント
ペドロ・ロハス=オガヤル(ギター)
録音時期:2018年11月9-11日
録音場所:スペイン、モナチル、Agustinos Church
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)