フローリオ、Dynamicに初登場!
貴重なナポリ派初期のオペラブッファ
レーオの『アリドーロ』世界初収録!
非常に貴重な映像が登場です。レオナルド・レーオ(1694−1744)は、南イタリアのブリンディジ近郊に生まれ、ナポリで学んだ作曲家。18世紀前半のナポリ派の作曲家として重要な人物です。
『アリドーロ』は1740年に初演されたオペラ。ジェンナロアントニオ・フェデリーコの台本は、登場人物が身分階級によって喋る言葉がナポリ語だったりトスカーナ語だったりというユニークなもの。実は18世紀前半のオペラ・ブッファは楽譜が現存するものが極めて少なく(ペルゴレージの『奥様女中』はインテルメッツォ)、復活上演されるだけでもちょっとした事件なのです。加えて演奏が、ナポリのバロック音楽の権威、フローリオとトゥルキーニですから尚のこと。この上演には会場に多数の音楽学者たちが詰め掛けたといいます。最近ムーティがオペラに抜擢したことで知られるスキアーヴォや、トゥルキーニとの共演でお馴染みの歌役者デ・ヴィットーリオなど、水準の高いキャストをソロています。
チリッロの舞台は、簡素な装置ながら、イタリア的な色彩感を生かした美しいものです。もちろん世界初収録!(キングインターナショナル)
【収録情報】
・レーオ:歌劇『アリドーロ』全曲
フランチェスカ・ルッソ・エルモッリ(Ms エリーザ)
マリア・グラツィア・スキアーヴォ(S ファウスティーナ)
ヴァレンティーナ・ヴァッリアーレ(S ゼーザ)
マリア・エルコラーノ(S ルイージ)
ジュゼッペ・デ・ヴィットーリオ(T ドン・マルチェッロ)
ジャンピエロ・ルッジェーリ(Br メーオ)
フランチェスコ・モラーチェ(Br ジャングラツィオ)
カペッラ・デッラ・ピエタ・デイ・トゥルキーニ
アントーニオ・フローリオ(指揮)
演出:アルトゥーロ・チリッロ
収録時期:2008年2月
収録場所:レッジョ・エミーリア
収録方式:ライヴ
収録時間:165分
画面:カラー、16:9
音声:LPCM 2.0、ドルビーデジタル 5.1
字幕:伊英独仏西
NTSC
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