リース、フェルディナント(1784-1838)

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CD 輸入盤

ピアノ・ソナタとソナチネ全集 スーザン・カガン、ヴァシリー・プリマコフ(6CD)

リース、フェルディナント(1784-1838)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8506043
組み枚数
:
6
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


リース:ピアノ・ソナタとソナチネ全集

ベートーヴェンの弟子であり友人であったフェルディナント・リースのピアノ・ソナタ&ソナチネの集大成アルバム。
 かのロベルト・シューマンが1835年に『新音楽時報』で「注目に値する独創性」と称賛したフェルディナント・リース。ベートーヴェンとショパンの間をつなぐピアノ音楽の伝承者のひとりとして、ベートーヴェン生誕250年を経た今、更なる注目を集めています。この6枚組ボックスには、ハイドンやモーツァルトら古典派の影響を感じさせる初期の作品から、メンデルスゾーンやシューマンを彷彿とさせる後期の作品までを収録。「ピアノ・ソナタ」というジャンルの全盛期から黄昏までの時代を反映した音楽を伝えます。加えて3曲の4手作品も収録し、なかでも1831年頃に作曲されカール・チェルニーに献呈された『4手ピアノのためのソナタ イ長調 Op.160』は、オーケストラに迫るほどの厚い響きを追求。イ長調と銘打たれているものの、音楽はシューベルト作品のように長調と短調を行き来するなどロマン派らしい響きが随所に聴かれます。
 演奏するスーザン・カガンはコロンビア大学で学び、ルドルフ大公の研究を進める傍ら、ベートーヴェンの研究者として1995年アメリカのベートーヴェン協会ニューヨーク支部を設立したピアニスト。また周辺の音楽家たちにも興味を抱いたことで、2006年からリースのソナタ全曲プロジェクトに携わり、この全曲録音を成し遂げました。

「ソナタを書けば食べていける・・・そんな幸福な一時代があった。ベートーヴェンは、ピアノ・ソナタの作曲を「パンのための仕事」と皮肉りながらも、32もの作品を書くに至った。では彼の弟子であるフェルディナント・リース[1784-1838]の場合はどうだっただろう? 師を手本とし、その背中を追いながら、彼もまたピアノ・ソナタの作曲に自活の道を見出した。しかし師より11年長く生きた彼は、思いがけないターニングポイントに遭遇する。それは、ピアノ・ソナタが売れなくなる時代だった・・・。
 これは、19世紀前半に生きたひとりの音楽家の成長記録であり、古典派ピアノ・ソナタの全盛と終焉を物語る全集である。」〜かげはら史帆(輸入元情報)

【収録情報】
リース:ピアノ・ソナタとソナチネ全集


Disc1(8570796)
1. ピアノ・ソナタ ヘ短調 Op.11-2
2. ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Op.11-1
3. ピアノ・ソナタ イ短調 Op.45

Disc2(8570743)
4. ピアノ・ソナタ ハ長調 Op.1-1
5. ピアノ・ソナタ イ短調 Op.1-2
6. ソナチネ 変ロ長調 Op.5-1
7. ソナチネ ヘ長調 Op.5-2

Disc3(8572204)
8. ピアノ・ソナタ ハ長調 Op.9-2
9. ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.26
10. 夢 Op.49

Disc4(8572299)
11. ピアノ・ソナタ ニ長調 Op.9-1
12. ピアノ・ソナタ 変イ長調 Op.141

Disc5(8572300)
13. ピアノ・ソナタ イ長調 Op.114
14. ピアノ・ソナタ 変イ長調 Op.176
15. ピアノ・ソナタ ロ短調 WoO.11

Disc6(8573063)
16. 4手ピアノのためのソナタ(ソナチネ) ハ長調 Op.6
17. 4手ピアノのためのソナタ 変ロ長調 Op.47
18. 4手ピアノのためのソナタ イ長調 Op.160

 スーザン・カガン(ピアノ)
 ヴァシリー・プリマコフ(ピアノ:16-18)

 録音時期:
 2007年2月3日(10)、2月4日(4,5)、4月9日(8,9)、7月23日(2,3)、10月22日(1,6,7)、12月28日(11,12)
 2008年12月28,29日(13-15)
 2012年6月12,13日(16-18)
 録音場所:
 Kaufman Astoria Studios (KAS), Astoria (Queens), New York, USA(1-10)
 Beethoven-Saal, Hannover(11-15)
 American Academy of Arts and Letters, New York City, New York, USA(16-18)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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Beethoveのピアノソナタを思い出す旋律がけ...

投稿日:2024/02/21 (水)

Beethoveのピアノソナタを思い出す旋律がけっこうあります。 Mozartの音楽を聴くと、Haydnの旋律を思い起こさせるのと同様です。 時代的に近い音楽は似るのか、師匠の音楽が影響するのか? 一聴の価値はあります。

Human@TheEarth さん | 愛知県 | 不明

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