リース、フェルディナント(1784-1838)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

ピアノ・ソナタ、ソナチネ集第3集 スーザン・カガン

リース、フェルディナント(1784-1838)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8572204
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

リース:ピアノ・ソナタとソナチネ集第3集

名ピアニストであり、ベートーヴェンの友人、そして伝記制作者として知られるフェルディナント・リース[1784-1838]のピアノ・ソナタ集です。彼はクレメンティからハイドン、モーツァルトへとピアノ音楽が変遷していく中、独自の方法でピアノ・ソナタを作曲し始めました。彼の作風はそのままシューベルトやメンデルスゾーンなどのロマン派へと続いて行くものです。
 ハ長調のソナタは威厳のあるポロネーズで始まり、情緒的な第2楽章、悲痛な第3楽章を経て、快活な終楽章へと続きます。巧みな転調などは、古典派の作品には見られないものです。『不運』と題された嬰ヘ短調のソナタは、ベートーヴェンからの影響が見て取れます。第1楽章の構成などはほとんどそのまま『悲愴ソナタ』ですし、第2楽章にも第3楽章からも「ベートーヴェンらしさ」が漂います。ただ、リースはベートーヴェンほどの破壊力を持つことはなく、あくまでも上品な嘆きに留まってしまったところが不運だったと言えるでしょう。単一楽章で書かれた『夢』は6つの部分からなる事実上のソナタです。1813年に訪れたロンドンで自身の活動を広く知らしめるために書いた作品で、翌年に発表したところ大きな成功を収めることになりました。(ナクソス)

【収録情報】
リース:
・ピアノ・ソナタ ハ長調 Op.9-2
・ピアノ・ソナタ嬰ヘ短調『不運』Op.26
・夢 Op.49
 スーザン・カガン(ピアノ)

 録音時期:2007年2月、4月
 録音場所:ニューヨーク、カウフマン・アストリア・スタジオ
 録音方式:デジタル(セッション)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
久しぶりにお気に入りの曲を見つけた気がし...

投稿日:2011/07/13 (水)

久しぶりにお気に入りの曲を見つけた気がしました。嬰ヘ短調『不運』Op.26はなかなかの出来だと思います。特に終楽章は、若干冗長の感は否めないものの、一度聴くと耳に残るキャッチーな主題で展開されていてなかなかの逸品です。

作 さん | 愛知県 | 不明

1

リース、フェルディナント(1784-1838)に関連するトピックス

  • リース:オラトリオ『信仰の勝利』 ベートーヴェンの弟子として知られるフェルディナント・リースの声楽大作をヘルマン・マックスの指揮で。 HMV&BOOKS online|2013年04月09日 (火) 04:10
    リース:オラトリオ『信仰の勝利』

器楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド