Blu-ray Disc 輸入盤

『子供と魔法』全曲、『スペインの時』全曲 ペリ演出、大野和士&ロンドン・フィル、ガデリヤ、ドゥストラック、他(2012 ステレオ)

ラヴェル(1875-1937)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
FRA508
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
Blu-ray Disc
その他
:
輸入盤

商品説明

大野和士、グラインドボーン音楽祭でのラヴェル二本立!
ペリの素晴らしい舞台はサイトウ・キネンと同じ!
とっても楽しい『スペインの時』と『子供と魔法』


2012年、大野和士がグラインドボーン音楽祭で指揮したラヴェルの『スペインの時』と『子供と魔法』の二本立てが映像で発売です。大野は2008年7、8月のフンパーディンク『ヘンゼルとグレーテル』でグラインドボーン音楽祭に初出演、ロラン・ペリの演出ともども大好評で、2012年に再度二人のコンビでの上演が実現しました。このラヴェルも新聞各紙の評で非常に高い評価を得ています。
 ペリの『スペインの時』は、元々2003年に小澤音楽塾公演として東京で、翌2004年にパリのオペラ座で、共にプッチーニの『ジャンニ・スキッキ』との二本立てで上演されたもの。グラインドボーン音楽祭で『子供と魔法』と二本立てになりました。2013年の夏には松本のサイトウ・キネン・フェスティバルでも上演されたほど、人気の高い舞台です。お洒落で生き生きとして、随所でピリリとした味付けが利いているペリらしい楽しい舞台です。
 歌手は適材適所。『スペインの時』ではステファニー・ドゥストラックが美しく情熱的なコンセプションにドンピシャ。またアレク・シュレイダーの若々しいゴンサルヴェ、フランソワ・ピオリーノの人の良さそうなトルケマダ、声も体型も逞しいエリオット・マドルのラミーロ、老人メイクもバッチリな名バス=バリトン、ポール・ゲのドン・イニーゴ・ゴメスといずれも適材適所。ちなみに、ゲは2013年8月のサイトウキネン公演でも『スペインの時』のドン・イニーゴ・ゴメス、『子供と魔法』の肘掛椅子、木を歌っています。『子供と魔法』では、グルジア出身でフランスで活躍するハトゥナ・ガデリヤが、声も見た目もまさに少年そのもの。エロディ・メシェンは2012年12月、NHK交響楽団公演の『子供と魔法』でもママ、カップ、トンボを歌っているだけにお手のものです。ここでもドゥストラック、マドル、ピオリーノ、ゲが歌に演技に高水準。また韓国生まれで米国で活躍するキャスリーン・キムが鮮やかなコロラトゥーラを聴かせます。HD収録の鮮明画像です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ラヴェル:歌劇『スペインの時』全曲
 エリオット・マドル(Br ラミーロ)
 フランソワ・ピオリーノ(T トルケマダ)
 ステファニー・ドゥストラック(Ms コンセプシオン)
 アレク・シュレイダー(T ゴンサルヴェ)
 ポール・ゲ(Br ドン・イニーゴ・ゴメス)

ラヴェル:歌劇『子供と魔法』全曲
 ハトゥナ・ガデリヤ(S 子供)
 エロディ・メシェン(A ママ,雄猫,カップ,トンボ)
 ジュリー・パスチュロー(Ms 安楽椅子,こうもり)
 エリオット・マドル(Br 大時計)
 フランソワ・ピオリーノ(T ティーポット,算数を教える小老人,雨蛙)
 キャスリーン・キム(S 火,お姫様,サヨナキドリ)
 ナタリア・ブジェジンスカ(Ms 羊飼いの青年)
 ヒラ・ファヒマ(S 羊飼いの娘)
 ステファニー・ドゥストラック(Ms 猫,リス)
 ポール・ゲ(Br 肘掛け椅子,木)
 カースティ・ストークス(S フクロウ)

 グラインドボーン合唱団
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 大野和士(指揮)

 演出:ロラン・ペリ
 収録時期:2012年8月
 収録場所:イギリス、グラインドボーン歌劇場(ライヴ)

 収録時間:103分
 画面:カラー、16:9、HD
 音声:PCMステレオ、DTS 5.1
 字幕:仏英独伊西
 Region All

 ブルーレイディスク対応機器で再生できます。

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
2
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
オペラ嫌いのためのオペラ とまでは言わな...

投稿日:2016/03/17 (木)

オペラ嫌いのためのオペラ とまでは言わないもののオペラに取り上げられる主題の鄙俗さや歌唱偏重による非演劇性に辟易としているわたしの志向に好適なオペラの”一つ”がラヴェルだ まず一時間ほどの上演時間が好い だからプッチーニの”三部作” やヴェリズモ歌劇も親しんでいる ”スペインの時”は色恋の騙し合いというオペラ通垂涎の低俗題材だがブラックコメディであり痛烈な風刺に貫かれている ”子供と魔法”は童話であり教訓臭いのかと思いきや愛のファンタジーなのだ ペリの創出する舞台は全てが象徴であり具象化の悦びに染め上げられている 愉しく美しくすることを蔑ろにしない仕事は観る者を惹きつけて止まない そして指揮を執る大野和士は音楽に生命を蘇らせる リズムは語り出しハーモニーは感情を露わに呼びかける 声も楽器も一体となる時ラヴェルの音楽は微笑み無限の意味を語りだす 味わっても味わっても尽きない想像のフィールドが広がっている 衷心より推薦する

風信子 さん | 茨城県 | 不明

3
★
★
★
★
★
どちらもとても楽しいオペラ。「子供と魔法...

投稿日:2014/09/27 (土)

どちらもとても楽しいオペラ。「子供と魔法」は様々な舞台装置と衣装で楽しませてくれるし、「スペインの時」はスペイン風の音楽に乗ったコミカルなシナリオで楽しませてくれる。もちろん、ラベルの音楽も軽快で楽しい。未見の方には強くお勧めしたい。

空中庭園 さん | 東京都 | 不明

1

ラヴェル(1875-1937)に関連するトピックス

オペラ に関連する商品情報

おすすめの商品