CD 輸入盤

『ダフニスとクロエ』全曲 フランソワ=グザヴィエ・ロト&レ・シエクル

ラヴェル(1875-1937)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMM905280
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


時代に先んじすぎたラヴェルの神業ぶりが初めて完全発揮された『ダフニスとクロエ』
ロトの魅力最大限発揮!


衝撃的な『春の祭典』から2年、またまたロトがやってくれました! ラヴェルの『ダフニスとクロエ』を初演時の楽器で再現。前々作「フランス - スペイン」に収録された『道化師の朝の歌』の新鮮な解釈により、ラヴェル作品との相性の良さを示したロトとレ・シエクル、期待しないわけにはいきません。
 もともと近代管弦楽法の極限を追求するような精巧さで極彩色のオーケストラ・サウンドを満喫できる作品ですが、初演当時の音色で聴くと、ラヴェルの頭のなかに響いていたのが今日考えられている以上に明快な響きだったことに驚かされます。
 『ダフニスとクロエ』は『春の祭典』の初演に先立つこと1年前の1912年6月8日に、同じモントゥーの指揮によりシャトレ座で初演されました。ロシア・バレエ団からの依頼でしたが、バレエ的なリズムよりも旋律を重視しているとディアギレフのお眼鏡にかないませんでした。しかしラヴェル自身が「舞踏交響曲」と称したように、オーケストラの性能を発揮できる好個の楽曲として人気コンサート曲となっています。
 とはいえ時代楽器による録音は初めて。初演指揮者のモントゥーも1959年にLSOと録音しましたが、それをさらに純化させた演奏が出現しました。ロトは時代楽器を用いるだけでなく、この作品の出版譜に散見される誤植を正すことも義務と考えました。さらに合唱を注目の実力派アンサンブル・エデスが担うだけでなく、ラヴェルが詳細に指示した通り、舞台の両袖を活用して遠くから近づいてくる効果をはじめて録音で発揮させました。ラヴェルがオーディオ的発想をこの時代に持っていたことを証明してくれます。全体としてこの曲の持つアルカイックな雰囲気が強調され、古代とも現代ともつかぬ夢の世界を作り上げています。
 今回もブックレットに弦楽器以外すべての使用楽器と制作年が明記され、貴重な資料となっています。ロトの演奏はますます大きくなり才気煥発。歴史的な意義はもちろんながら、切れの良いリズム感、推進力など驚くほど魅力的な演奏を繰り広げています。
 今回からロト& レ・シエクルはActes Sudからハルモニア・ムンディの扱いになります。(輸入元情報)

【収録情報】
● ラヴェル:バレエ音楽『ダフニスとクロエ』全曲


 アンサンブル・エデス
 レ・シエクル
 フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)

 録音時期:2016年
 録音場所:フィルハーモニー・ド・パリ、シテ・ド・ラ・ミュジーク・ド・ソワソン、コンピエーニュ帝国劇場、セナール劇場、アミアン・カルチャーセンター(以上、フランス)、ライスハレ(ハンブルク)、スネイプ・モルティングス・コンサートホール(オールドバラ)
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

ユーザーレビュー

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いやぁ、ロトとレ・シエクルは凄い!楽器が...

投稿日:2018/05/15 (火)

いやぁ、ロトとレ・シエクルは凄い!楽器が初演当時に近いから良いというのではない。私も含めて楽器にそんなに詳しくない者からすれば、「幻想交響曲」ほどにピりオド風には聞こえないことは事実。そこは「春祭」と同じ。ただ、奏者のうまいこと。フランスには何処にそんなに名手が一杯いたんだと思う位。ロトとオケの一体化した音のバランスの良さこそがこの演奏の生命だ。声部が実に透明に良く聞こえるのは古い楽器と奏法のせいばかりではない筈。冒頭の神秘的なフルートやダフニスとクロエを囲む群舞のシーンの美しいこと。合唱だけのシーンは時澄み切った声部の絡みが見事。いわゆる第二組曲の「朝」も弦の細かいパッセージが実に効果的だ、これってこんな曲だっけというような衝撃力がある。ブーレーズが初めて指揮者として登場してきた頃そんなにいわれたが、ロトの素晴らしいのはただ聞こえるだけではなくてそれが詩情にあふれていること。録音も目覚ましいし、往年の巨匠たちを凌いで、この曲のベストワンといって憚る所はない。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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何と言う壮大さ 劇場が楽堂が鳴り響いてい...

投稿日:2017/04/17 (月)

何と言う壮大さ 劇場が楽堂が鳴り響いている ピリオド・スタイルによる演奏がもたらす発見はタイムマシン効果による驚きだ ラヴェルが創作し20世紀初期の道具が現出して見せた音楽世界の色や艶そして匂いまでが放つ光彩に晒されついに飲み込まれた 中学生の時この舞踏交響曲を初めて聞き圧倒された記憶が蘇る クリュイタンス&パリ音楽院O.の演奏だった あの日から僕の世界は新たなものになった そして音楽が生きる糧となった 今も涙が溢れてくる‥ 以後”ラヴェル”はわたしが音楽を摂取するとき美意識の水底となった 音の好みもパリのオーケストラの色が感性の襞に染みついた レ・シエクルが奏でるピリオド楽器の音色に懐かしい心の故里の音を聞くようだ 温かい心情と記憶が湧き出てくる 記載によれば ホルンがラウー製3本とアントワーヌ・クルトワ製1本とある ラウーはD.ブレインが愛用したことで知られるイギリスの工房だが クルトワはフリューゲルホーンのメーカーとして名を成す ここでも使われているトロンボーンもあるがコルが使われるとは想像を超えた そうだフランス・オーケストラの響きの中核はこのサクソルン族金管楽器の響きを内包したホルンの音色とレガート奏法にある ロトが目指したものは復古ではない 百年前には確かに存在した”美”を以てラヴェルの真影に迫ろうと言うものだ ここに「ダフニスとクロエ」は生き生きと蘇った これから古典となる価値を示して余りある これまでも何ものに対しても上げなかった声音で最大の推薦を述べたい   

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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