ラモー、ジャン=フィリップ(1683-1764)

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CD 輸入盤

『レ・ボレアド』全曲 ヴァーツラフ・ルクス&コレギウム1704、デボラ・カシェ、カロリーヌ・ウェイナンツ、他(2020 ステレオ)(3CD)

ラモー、ジャン=フィリップ(1683-1764)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CVS026
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ラモー最晩年の傑作『レ・ボレアド』待望の新録音!

1763年、七年戦争終結の祝賀のために作曲された『レ・ボレアド』は、その素材をギリシャ神話から取っており、北風の神ボレアスを信奉するボレアドと呼ばれる人々の女王が、身分違いの恋を貫いた末にそれを勝ち得るという物語。どうしたわけか初演はキャンセルされ、その後すぐに当時のオペラ座(サル・デュ・パレ・ロワイヤル)が火災に見舞われたうえ、翌1764年にはラモーが亡くなってしまい、上演の機会を得られないまま国立図書館に200年ものあいだ眠ることとなりました。
 その初演は1964年、フランスの放送局(ORTF)にてラモーの没後200年記念事業として放送。舞台での初演は1982年にジョン・エリオット・ガーディナーの手によって行われ、同年録音もなされています。2003年にはウィリアム・クリスティ指揮による舞台の映像収録もありましたが、管弦楽のみの組曲版ではない全曲録音はそれ以来現れず、今回のヴァーツラフ・ルクスによる録音はその後の研究成果をふまえての貴重なものです。また、ヴェルサイユ宮殿内の歌劇場(その完成はこの歌劇の作曲より後とはいえ)での録音という点でも意味のあるものと言えるでしょう。
 古典派時代と言ってよい頃の作ということもあり、クラリネットやホルン、打楽器などを動員したラモーならではの管弦楽センスが映える、当時としては最大編成のオーケストラを生き生きとした古楽器演奏で聴ける点も魅力。独唱陣は、近年活躍目覚ましくル・ポエム・アルモニークによる『アレグリ:ミゼレーレ』でもソプラノのトップを堂々務めたデボラ・カシェを始め、レオナルド・ガルシア・アラルコンやセバスティアン・ドゥセらの信頼篤いカロリーヌ・ウェイナンツなどの実力派を揃えており、その瑞々しい歌唱がラモー最晩年の不遇の傑作に若々しい躍動感とキレを与え、作品の真価を問う素晴らしい演奏に仕上げています。(輸入元情報)

【収録情報】
● ラモー:歌劇『レ・ボレアド』(1763) 全曲(全5幕の叙情悲劇)


 アルフィーズ…デボラ・カシェ(ソプラノ)
 セミル…カロリーヌ・ウェイナンツ(ソプラノ)
 アバリス…マティアス・ヴィダル(テノール)
 カリシス…ベネディクト・クリスティアンソン(テノール)
 アダマス…ブノワ・アルヌール(バリトン)
 ボリレ…トマーシュ・シェルツ(バス・バリトン)
 ボレ…ニコラス・ブローイマンス(バス)
 アポロン…ルーカシュ・ゼマン(バリトン)
 愛…ヘレナ・ホゾヴァ(ソプラノ)
 ポリムニ…パヴラ・ラドストヴァー(ソプラノ)
 第1のニンフ…アンナ・サヴィシャ(ソプラノ)
 第2のニンフ…テレザ・マリチュカヨヴァー(ソプラノ)
 コレギウム1704(管弦楽と合唱/古楽器使用)
 ヴァーツラフ・ルクス(指揮)

 録音時期:2020年1月23-25日
 録音場所:ヴェルサイユ宮殿旧王立歌劇場
 録音方式:ステレオ(デジタル)

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