ユリイカ 2023年 11月号 特集 金原ひとみ

ユリイカ編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791704392
ISBN 10 : 4791704398
フォーマット
出版社
発行年月
2023年10月
日本
追加情報
:
237p;23

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読書メーターレビュー

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  • justdon'taskmewhatitwas さん

    先に読んだ本で、吉本隆明が「成長の跡をたどれるような作家というのは、村上龍、村上春樹で終わり」と、町田康の『くっすん大黒』の頃に話していたが、金原ひとみが出ていれば、違っていたんじゃないかと思った。それから、作品に"女"と"社会"を感じること多々なのだが、フェミともアンチマチスモとも微妙にズレていて、常識ぶった男目線の読書では全く芯を食わず、振ったバットが空を切ること甚だしい。

  • みい さん

    衝撃的なデビュー作「蛇にピアス」から20年、金原ひとみによって生み出されてきた作品をライターや学者、作家たちが分析した大特集。金原ひとみのインタビューも掲載されている。たしかに、そうだ、と共感しながら読了。金原ひとみの表現には、20年の間に変わったもの、変わらないものがある。例えば、食事の扱い方。拒食や嘔吐などの表現が多かった時期を経て、特に2011年後の作品では食事は生に関するものとして現れる気がする。金原ひとみの未読の作品をはやく読みたくなる。

  • めまい さん

    江國香織が金原ひとみのファンだと言っていて、ストーカーみたいな発想だけれども、とても嬉しくなる。作品の方向性は異なる2人だが、小説を書く理由が似てそう。生きていく上で諦めざるをえないものがあって、それが全然腑に落ちるべきではないのに自分自身は諦めているから、この2人は小説を書いているのかなとたまに思う。自分のパラレル。あと、金原ひとみが描く女性主人公は決して〈痛く〉ないと思う。メンヘラとかジェンダーの呪縛とかに囚われてしまえた方が楽なのにという世界観なのでは。

  • バーベナ さん

    まるごと金原さん。長く書き続けてくれているのが嬉しい。金原さんはどんどん変わっていく部分と、変わらない部分があって、それを惜しみなく表現されているのが好き。

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