ヤナーチェク(1854-1928)

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SHM-CD

【中古:盤質B】 シンフォニエッタ、歌曲集『消えた男の日記』、タラス・ブーリバ アバド&ベルリン・フィル、ラングリッジ、ガーディナー&北ドイツ放送響

ヤナーチェク(1854-1928)

中古情報

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B
特記事項
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帯付,SHM-CD
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基本情報

ジャンル
カタログNo
UCCG50038
日本
フォーマット
SHM-CD

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

ドイツ・グラモフォン ベスト100
アバド/ヤナーチェク:シンフォニエッタ、『消えた男の日記』、他

SHM-CD仕様

ジプシー娘との恋に落ちた青年が村を捨ててジプシーの群れに身を投じ、失踪するまでの心の葛藤を描いた『消えた男の日記』の管弦楽伴奏版。民謡を素材にして晩年に作曲された、作曲家唯一の交響曲である『シンフォニエッタ』。ポーランドに戦いを挑んだ17世紀のコサック隊長を描いた『タラス・ブーリバ』。特異な音楽語法を用いて作曲した近代チェコの作曲家ヤナーチェクの作品集を、アバドとガーディナーの指揮でお楽しみください。SHM-CD仕様。(ユニバーサル ミュージック)

【収録情報】
ヤナーチェク:
1. 歌曲集『消えた男の日記』(ズィーテク、セドラーチェク編)
2. シンフォニエッタ

 フィリップ・ラングリッジ(テノール:1)
 ブリギッテ・バリーズ(アルト:1)
 RIAS室内合唱団女性団員(1)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:クラウディオ・アバド

 録音:1987年11月、ベルリン(デジタル)

3. 『タラス・ブーリバ』

 北ドイツ放送交響楽団
 指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー

 録音:1993年11月、ハンブルク(デジタル)


【ドイツ・グラモフォン ベスト100 SHM-CD仕様】
クラシック界No.1レーベル「ドイツ・グラモフォン」の総力を結集し大好評を博した「グラモフォン・ベスト100」シリーズ。4年ぶりのリニューアルにあたり、最新かつ高音質の最強ラインナップが揃いました。
 全100タイトルをSHM-CD仕様で大幅に音質向上させましたが、価格はお求めやすい税込み1800円を維持。これまで以上にクラシック・ファンならびに幅広いお客様にお求められるシリーズとなっております。

・グラモフォン・レーベルが誇る最高のアーティストが奏でるクラシックの売れ筋レパートリーを全100タイトルに網羅。史上最強のクラシック・ベスト・シリーズです。
・カラヤン、バーンスタイン、小澤征爾、アルゲリッチ、ポリーニといったグラモフォン・レーベルを代表する往年の重鎮をはじめ、ユンディ・リ、庄司紗矢香、アリス=紗良・オットといった近年の話題盤も網羅した幅広いアーティスト陣。
・可能な限りニューマスターを使用することでクオリティを確保。
・ルビジウム・クロックを使用した精度の高いカッティングにより音質の向上。
・全100タイトル、SHM-CD仕様。音質の向上と従来盤との差別化を図ります。(ユニバーサル ミュージック)

収録曲   

  • 01. 歌曲集≪消えた男の日記≫ テノール、アルト、女声合唱とピアノのための 1.私の会ったジプシー娘 (テノール)
  • 02. 歌曲集≪消えた男の日記≫ テノール、アルト、女声合唱とピアノのための 2.あの浅黒きジプシー娘 (テノール)
  • 03. 歌曲集≪消えた男の日記≫ テノール、アルト、女声合唱とピアノのための 3.ホタルの群が 飛びかう岸辺 (テノール)
  • 04. 歌曲集≪消えた男の日記≫ テノール、アルト、女声合唱とピアノのための 4.つばめの巣では もうすでに (テノール)
  • 05. 歌曲集≪消えた男の日記≫ テノール、アルト、女声合唱とピアノのための 5.眠られぬ夜の その後の (テノール)
  • 06. 歌曲集≪消えた男の日記≫ テノール、アルト、女声合唱とピアノのための 6.おい、うすのろの まぬけども (テノール)
  • 07. 歌曲集≪消えた男の日記≫ テノール、アルト、女声合唱とピアノのための 7.楔の木くぎが 落ちたので (テノール)
  • 08. 歌曲集≪消えた男の日記≫ テノール、アルト、女声合唱とピアノのための 8.おい、まぬけども 畑の端を (テノール)
  • 09. 歌曲集≪消えた男の日記≫ テノール、アルト、女声合唱とピアノのための 9.ヤニーチェク いらっしゃい (アルト、テノール、合唱)
  • 10. 歌曲集≪消えた男の日記≫ テノール、アルト、女声合唱とピアノのための 10.天にまします 不滅の神よ (アルト、合唱)
  • 11. 歌曲集≪消えた男の日記≫ テノール、アルト、女声合唱とピアノのための 11.そばの花から さわやかな (テノール、アルト)
  • 12. 歌曲集≪消えた男の日記≫ テノール、アルト、女声合唱とピアノのための 12.はんのき林の 暗闇と (テノール)
  • 13. 歌曲集≪消えた男の日記≫ テノール、アルト、女声合唱とピアノのための 13.(管弦楽)
  • 14. 歌曲集≪消えた男の日記≫ テノール、アルト、女声合唱とピアノのための 14.陽はまた昇り (テノール)
  • 15. 歌曲集≪消えた男の日記≫ テノール、アルト、女声合唱とピアノのための 15.おい、うすのろの まぬけども (テノール)
  • 16. 歌曲集≪消えた男の日記≫ テノール、アルト、女声合唱とピアノのための 16.俺は何をば やらかしたのだ? (テノール)
  • 17. 歌曲集≪消えた男の日記≫ テノール、アルト、女声合唱とピアノのための 17.定められたる 運命は (テノール)
  • 18. 歌曲集≪消えた男の日記≫ テノール、アルト、女声合唱とピアノのための 18.夜が来るのが 待ちきれず (テノール)
  • 19. 歌曲集≪消えた男の日記≫ テノール、アルト、女声合唱とピアノのための 19.かささぎが飛び 去っていく (テノール)
  • 20. 歌曲集≪消えた男の日記≫ テノール、アルト、女声合唱とピアノのための 20.私に一人のいい娘 (テノール)
  • 21. 歌曲集≪消えた男の日記≫ テノール、アルト、女声合唱とピアノのための 21.私のいとしい おとうさん (テノール)
  • 22. 歌曲集≪消えた男の日記≫ テノール、アルト、女声合唱とピアノのための 22.ふるさとよ さようなら (テノール)
  • 23. シンフォニエッタ 第1楽章: Allegretto
  • 24. シンフォニエッタ 第2楽章: Andante
  • 25. シンフォニエッタ 第3楽章: Moderato
  • 26. シンフォニエッタ 第4楽章: Allegretto
  • 27. シンフォニエッタ 第5楽章: Andante con moto
  • 28. タラス・ブーリバ オーケストラのための狂詩曲 第1曲: アンドレイの死
  • 29. タラス・ブーリバ オーケストラのための狂詩曲 第2曲: オスタップの死
  • 30. タラス・ブーリバ オーケストラのための狂詩曲 第3曲: 予言とタラス・ブーリバの死

ユーザーレビュー

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「消えた男の日記」目当てで買いました。原...

投稿日:2018/09/15 (土)

「消えた男の日記」目当てで買いました。原曲はピアノ伴奏ですが、これは第三者によるオケ編曲版。ヤナーチェクの語法がよく研究されているようで、いかにもヤナーチェク自身のオーケストレーションのように聴こえてよろしい。決して多いとは言えない原曲版の録音も含めたなかでもオススメ盤。シンフォニエッタはアバドが若い頃にロンドン響で録音したものもあったけど、基本路線は同じ。冒頭のファンファーレを力を抜いたベルカントともいえる鳴らし方をする。私は力強く鳴らすほうが好き。フィルアップのガーディナーのブーリバは、期待していなかったけど大した拾い物。北ドイツ放送響の古武士のような響き。これを聴くと古風なオケであるチェコフィルやウィーンフィルでさえ華麗すぎ、チャラチャラしすぎ。力を抜かずにぎっしり鳴らした金管ほか、この曲にはこの無骨とも言える姿勢の良さがよく合う。ガーディナーの解釈もいい。例えば第3曲、中間部でホルンのエコーが響く前、大抵の演奏は金管をおおらかに鳴らして盛り上げていく常識的な解釈だけど、ガーディナーは金管を軽めに響かせ、裏で動く弦のオスティナートをしっかり聴かせる。これが実に効果的で、ヤナーチェクの真骨頂とも言えるオーケストレーションが堪能できる。ある人の著書でバカにされたのが広まってガーディナーの評価が不当に低められたように思うのだが、この人の録音でがっかりさせられたものは今のところないんですよね。

123 さん | 京都府 | 不明

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アバドは、ベルリン・フィルの芸術監督就任...

投稿日:2011/06/17 (金)

アバドは、ベルリン・フィルの芸術監督就任後は低迷期にあったと言えるのではないだろうか。というのも、それ以前にはロンドン交響楽団やシカゴ交響楽団などと豊かな歌謡性と力強い生命力が融合した素晴らしい名演の数々を成し遂げていたにもかかわらず、ベルリン・フィルの芸術監督に就任してからは借りてきた猫のように大人しい演奏に終始するようになってしまったからである。アバドも、さすがにベルリン・フィルの芸術監督の荷が重かったせいか病に倒れてしまった。しかしながら、それが皮肉にもけがの功名となり、大病の克服後は、彫の深い凄味のある演奏の数々を聴かせてくれるようになった。そのようなアバドであるが、本盤はベルリン・フィルの芸術監督就任前の絶好調時代のアバドによる演奏だ。当然のことながら演奏が悪いわけがなく、これは前述のような豊かな歌謡性と力強い生命力が融合したアバドならではのアプローチによる至高の超名演と高く評価したい。両曲のうちシンフォニエッタについては、アバドは1966年にロンドン交響楽団とともにスタジオ録音しているが、本演奏の方がはるかに上出来と言えるだろう。そうなった理由は、もちろんアバドの円熟もあるが、それと同時にベルリン・フィルの好演によるところも大きいと考えられる。というのも、本演奏が録音された1987年当時のベルリン・フィルは、ザビーネ・マイヤー事件勃発以降不仲となりウィーン・フィルに軸足を移したカラヤンに対抗するため、ポストカラヤンと目される指揮者とは、圧倒的な名演奏を成し遂げていた。本演奏も、そうした一連の流れの中での名演奏であり、シンフォニエッタにおける金管楽器のブリリアントな響きなどでカラヤン色をあまり感じさせないのも、当時のベルリン・フィルの団員の心意気を伺い知ることができて大変興味深い。消えた男の日記におけるラングリッジやバリーズの歌唱も見事であり、RIAS室内合唱団も最高のパフォーマンスを示していると言える。なお、本盤には、ガーディナー指揮のタラス・ブーリバがおさめられている。演奏自体は優れたものであると言えるが、私としては、ベスト100を構成するCDとは言えども芸格があまりにも違いすぎる指揮者(もちろんアバドの方が格上)の演奏とのカプリングについては感心するものではなく、メーカーにもこのような安易なカプリングについてこの場を借りて再考を求めておきたい。録音は従来盤でも十分に満足できる音質であったが、今般のSHM−CD化によって音質が鮮明になるとともに音場がかなり広くなった。アバドによる至高の超名演をSHM−CDによる高音質で味わうことができるのを大いに喜びたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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