CD

Mozart:Piano Concertos No.21&No.26 `coronation`

Mozart (1756-1791)

User Review :5.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
UCCD5055
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

モーツァルト
@ピアノ協奏曲 第26番 ニ長調 K.537《戴冠式》
Aピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467


ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ、指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1977年12月(A)、1982年2月(@) ロンドン
〈デジタル録音〉(@)
レコード芸術/特選(@)、推薦(A)、レコード・アカデミー賞〈1988・全集〉
●1988年度レコード・アカデミー賞を受賞した、アシュケナージがソロと指揮を兼ねたモーツァルトのピアノ協奏曲全集からの一枚。映画に用いられて一躍有名になった清冽なアンダンテ楽章を持つ快活な曲想の第21番と、皇帝の戴冠式を祝して演奏されたためにタイトルが付されたと伝えられる第26番を収録しています。

Track List   

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クラシックに数々の名曲と名盤があるけれど...

投稿日:2021/03/16 (火)

クラシックに数々の名曲と名盤があるけれど、私が「名曲名盤」と聞いてすぐに連想するのがコレ!アシュケナージの弾き振りによるモーツァルトのピアノ協奏曲。中でも出色は「戴冠式」と呼ばれる第26番だ。モーツァルトの音楽をあらわす形容として、よく「無垢」という言葉が用いられる。もちろんそれは、音楽がもたらす印象の話であり、モーツァルトがいつも天真爛漫に作曲の筆を走らせていたわけではないだろう。しかし、この第26番などは、いかにもそのイメージに相応しい。実際、この曲を聴いていて、どこかに苦労の痕跡や、作曲家の前衛的な工夫など、見当たらない。爛漫に、総てを良きものとして謳歌するように、広やかで、幸福感に満ちている。モーツァルトはこの楽曲のピアノ・スコアに左手のパートを書き遺さなかったそうだ。「どうぞご自由にお弾きください。これはそういう音楽です」とでも言わんばかりに。そして、その明朗性を、最美最優の形で再現した録音がコレ!冒頭のしなやかな弦、朗らかな管とティンパニの応答、そしてこぼれるようにチャーミングなピアノ。聴き手に抗うことを許さない、いや、そんなことを思いつくきっかけさえ与えない音が、自然光の中で健やかに流れていく。これこそ、モーツァルトの音楽のもっとも神がかり的なところ、すなわち「無垢性」を体現した演奏にほかならない。一聴のうちに、モーツァルトの世界に誘われ、そして、そこで過ごす幸福を満喫できる1枚です。

ココパナ さん | 北海道 | 不明

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テンポ、解釈ともに、いかにもアシュケナー...

投稿日:2009/12/03 (木)

テンポ、解釈ともに、いかにもアシュケナージらしい明快で模範的な演奏で、初めてこれらの作品を聴く人にはぜひオススメしたい1枚です。アシュケナージの演奏については素直すぎて味気ないなどといわれることもありますが、実際に「演奏」をしたことがある人はわかることですが、スタンダードな演奏というものは、なんの工夫もなく、奇抜なことをしていないからといって成し得られるものではありません。聴く者に少しでも違和感を感じさせてはならないという点で、スタンダードな演奏というのは難しいものなのです。そう考えればアシュケナージはピアニストとしても指揮者としても、類稀な才能を持った演奏家といえるでしょう。映画にも使われた21番の2楽章など、ぜひお聴きください。

CHOPINIST さん | 大阪府 | 不明

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