モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

ピアノ協奏曲第27番、クラリネット協奏曲 シュタイアー、L.コッポラ、ゴルツ&フライブルク・バロック・オーケストラ

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMC901980
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

シュタイアーが弾く、モーツァルト最後のピアノ協奏曲
フライブルク・バロック・オーケストラの本領発揮
ソロ部分の弦楽伴奏は、弦楽四重奏編成

古楽オーケストラの東の横綱、フライブルク・バロック・オーケストラによるモーツァルトのシリーズ最新盤は、なんとびっくり! シュタイアーと名手コッポラをソリストに迎えてのモーツァルトの最後の協奏曲。メンバーを聞くだけで、とっても気になってしまう1枚の登場です。
 まず、ピアノ協奏曲では、冒頭のオーケストラから、上品さは保たれたまま、とってもピチピチとした音楽。思わず心がうきうきしてしまいます。シュタイアーは、「行進できないトルコ行進曲」で我々の度肝を抜いたのと同一人物とは思えない、実に丁寧な仕事ぶり。手入れの行き届いた演奏で、一音一音が胸に染み入ります。しかし、期待を裏切らない(?)ハジケぶりを見せてくれているのが第3楽章のロンド。ロンド主題が回帰する直前に挿入されるソロの部分が、実になんとも「シュタイアー節」で、毎回毎回ロンド主題が回帰するのが待ち遠しくなってしまいます。最後のカデンツでは、「ちゃんと主題に戻れるのだろうか・・・」と少し心配になってしまう即興ぶりです。
 興味深いのが、自筆譜でピアノパートに「ソロ」と書かれた部分のオケの弦楽パートが弦楽四重奏編成になっていること(トゥッティの部分は別)。これは、オケのメンバーが当時の演奏習慣を様々に研究、検証した結果なのですが、このことにより、各パートとピアノとの絡み合いがくっきりと浮かび上がっており、また、合いの手の管楽器の音色が極めて効果的に響いてきます。
 うってかわってクラリネット協奏曲は、どこまでもしっとりと曲の美しさが探求されたもの。それだからこそ、オーケストラのメンバーの一人一人のうまさも輝きます。思わず神の存在を感じるような、天上から降りてくる一筋の光のような第2楽章はただただ呆然と聴き入ってしまいます。クラリネットのソロのコッポラは、リベラ・クラシカの2008年2月の演奏会でもソリストとして招かれることになっています。(キングインターナショナル)

モーツァルト:
・ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595
・クラリネット協奏曲イ長調 K.622
 アンドレアス・シュタイアー(ピアノフォルテ)
 ロレンツォ・コッポラ(クラリネット)
 フライブルク・バロック・オーケストラ
 ゴットフリード・フォン・デア・ゴルツ(指揮)

収録曲   

  • 01. Mozart: Piano Concerto No.27 K.595: 1. Allegro 13:42
  • 02. 2. Larghetto 07:28
  • 03. 3. Allegro 09:40
  • 04. Clarinet Concerto K.622: 1. Allegro 12:09
  • 05. 2. Adagio 08:01
  • 06. 3. Allegro 08:19

総合評価

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古楽好きならば興味をそそられるCDではあ...

投稿日:2013/04/08 (月)

古楽好きならば興味をそそられるCDではあるが、聴いてみて見事に肩すかしを食らった。ピアノ協奏曲では細工をしすぎて線が細い演奏となり、何度か聴いてくるうちに飽きてしまった。シュタイアーは日本では評価が高いが、この人はソロで活動するよりも、ムジカアンティクワケルンのような合奏団で演奏した方が合っていると思う。併録のクラリネット協奏曲は逆に普通に演奏しすぎてつまらなかった。

akiapple さん | 大分県 | 不明

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初めて聞けるフォルテピアノの協奏曲が出た...

投稿日:2008/12/31 (水)

初めて聞けるフォルテピアノの協奏曲が出た。カデンツァも最高。レビューを信じなさい。

ポロナレブ さん | セント・フランシスコ | 不明

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シュタイアーのフォルテピアノはオケと良く...

投稿日:2008/04/30 (水)

シュタイアーのフォルテピアノはオケと良く馴染んで実に典雅な演奏を繰り広げて素晴らしい。ピアノがオケと対峙するのでなく、一緒に音楽するという趣が良い。クラリネットも高域が柔らかくくすんで魅力的な音なのだが、コッポラの演奏は必ずしもその音色を生かしきっているとは言い切れない印象が残った。

Kei さん | 横浜 | 不明

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人物・団体紹介

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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