モーツァルト(1756-1791)

人物・団体ページへ

SACD

【中古:盤質S】 ハフナー・セレナード、6つのドイツ舞曲 ヴァント&北ドイツ放送交響楽団

モーツァルト(1756-1791)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
S
特記事項
:
未開封,SACD(ハイブリッド)
コメント
:
1989年 最後のスタジオ録音
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
SICC10139
日本
フォーマット
SACD

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

DSDマスタリング・エディション
モーツァルト:ハフナー・セレナード&ドイツ舞曲
ヴァント&北ドイツ放送交響楽団


ヴァント生誕100年・没後10年記念
DSD最新リマスタリング&SACDハイブリッド仕様(日本のみの発売)

無類の純粋さと精緻なテクスチュアの構築・・・ヴァントのモーツァルトの真骨頂。
 ブラームスとベートーヴェンの交響曲全集という2つの金字塔を完成させた後、1989年11月にヴァントが手がけたのがこのアルバムで、結果としてこれがヴァントにとって生涯最後のセッショ録音となりました。
 『ハフナー』は、『ポストホルン』と並ぶヴァント長年の愛奏曲で、LP最初期のギュルツェニヒ管とのモノラル録音以来の再録音となったもので、その格調高い愉悦感は他には代えがたいほど。『6つのドイツ舞曲』も、それぞれの小さな舞曲間のコントラストを見事に表出しています。(SONY/RCA)

【収録情報】
モーツァルト
1. 6つのドイツ舞曲 K.600
2. セレナード第7番ニ長調 K.250『ハフナー』

 ローラント・グロイター(ヴァイオリン)
 北ドイツ放送交響楽団
 ギュンター・ヴァント(指揮)

 録音時期:1989年4月5-7日(1)、1989年11月23-27日(2)
 録音場所:ハンブルク、ムジークハレ
 録音方式:デジタル(セッション)
 DSD MASTERING
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO

収録曲   

  • 01. 6つのドイツ舞曲 K.600 第1番 ハ長調
  • 02. 6つのドイツ舞曲 K.600 第2番 へ長調
  • 03. 6つのドイツ舞曲 K.600 第3番 変ロ長調
  • 04. 6つのドイツ舞曲 K.600 第4番 変ホ長調
  • 05. 6つのドイツ舞曲 K.600 第5番 ト長調
  • 06. 6つのドイツ舞曲 K.600 第6番 ニ長調
  • 07. セレナード 第7番 ニ長調 K.250(248b)「ハフナー」 T.Allegro maestoso
  • 08. セレナード 第7番 ニ長調 K.250(248b)「ハフナー」 U.Andante
  • 09. セレナード 第7番 ニ長調 K.250(248b)「ハフナー」 V.Menuetto
  • 10. セレナード 第7番 ニ長調 K.250(248b)「ハフナー」 W.Rondeau: Allegro
  • 11. セレナード 第7番 ニ長調 K.250(248b)「ハフナー」 X.Menuetto galante
  • 12. セレナード 第7番 ニ長調 K.250(248b)「ハフナー」 Y.Andante
  • 13. セレナード 第7番 ニ長調 K.250(248b)「ハフナー」 Z.Menuetto (Trio 1&2)
  • 14. セレナード 第7番 ニ長調 K.250(248b)「ハフナー」 [.Adagio; Allegro assai

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
ヴァントほどの大指揮者になると、愉悦性に...

投稿日:2012/04/15 (日)

ヴァントほどの大指揮者になると、愉悦性に富んだ管弦楽曲と言えどもいささかも手抜きはしない。その最たる例が、本盤におさめられたハフナー・セレナード&ドイツ舞曲であると言えるだろう。モーツァルトの管弦楽曲と言えば、オペラの序曲を除けば、セレナードとディヴェルティメントが2本柱と言えるが、超有名な「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」を除けば、独墺系の指揮者は、そのどちらかを好んで演奏する傾向が強いように思われるところだ。カラヤンなどは、ディヴェルティメントを得意のレパートリーとしており、最晩年にも素晴らしいスタジオ録音を成し遂げている。これに対して、生前カラヤンのライバルと目されたベームはセレナードを好んで演奏していたことは良く知られているところだ。そして、ヴァントは、こうしたベームの系譜に繋がる指揮者と言えるだろう。とは言っても、ベームによるセレナードの演奏と、ヴァントによるセレナードの演奏は随分とその性格が異なる。どちらの指揮者も、堅固な造型美や重厚にして剛毅な演奏という点において共通していると言えるが、ベームの演奏には、ウィーン・フィルなどによる美演ということも多分にあると思われるが、優美さや典雅さに満ち溢れていると言えるのではないだろうか。これに対して、ヴァントの演奏は、例によって厳格なスコアリーディングに基づいた緻密さを基軸にしていると言えるところであり、優美さや典雅さよりもむしろ、交響曲を演奏するような姿勢で演奏に接しているとさえ言えるだろう。したがって、ハフナー・セレナードの持つ愉悦性においては、いささか欠けていると言わざるを得ないが、格調の高さにおいては無類のものがあり、一聴すると武骨な表現の中にも、独特のニュアンスや情感の豊かさが込められているのが見事であると言える。必ずしも、一般受けする演奏とは言い難いが、演奏に内在する意味の深さ、彫の深さには尋常ならざるものがあると言えるところであり、本演奏は、巨匠ヴァントの晩年の至高・至純の境地があらわれた素晴らしい名演と高く評価すべきではないかと考えられるところだ。ドイツ舞曲も、ヴァントのような大指揮者が演奏すると、偉大な芸術作品に変貌するとも言えるところであり、正に、同曲の真の魅力を引き出すのに成功した稀有の名演と高く評価したいと考える。音質は、1989年のスタジオ録音であるだけに、従来CD盤でも十分に満足できる音質であったが、今般、ついにSACD化されたのは何と言う素晴らしいことであろうか。音質の鮮明さ、音場の幅広さのどれをとっても一級品の仕上がりであり、あらためてSACDの潜在能力の高さを思い知った次第だ。いずれにしても、ヴァントによる至高の超名演を、SACDによる極上の高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

0

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

プロフィール詳細へ

関連するトピックス

音楽 に関連する商品情報

おすすめの商品