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モーツァルト(1756-1791)
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モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番『ジュノム』、第19番 クララ・ハスキル(P) カール・シューリヒト 指揮 シュトゥットガルト放送交響楽団
第9番が、1952年5月23日、シュトゥットガルトでの放送用セッション録音。第19番が、1956年7月4日、ルートヴィヒスブルク、バロックテアターでのライヴ録音。 過去数々の海賊盤を生んできた名演中の名演といわれるこのふたつの演奏、これまではピアノが歪んでいたり、オーケストラの音が妙にこもっていたりといろいろな問題を抱えていましたが、今回はSWRみずからのマスタリングによってオリジナル・テープからCD化、見違えるようにクリアーな音に復元されています。 特に19番の改善ぶりは著しく、会場のオーディエンス・ノイズも克明に聴き取れるほどの情報量で、シューリヒトのダイナミックな指揮、低弦の動き、木管の出し入れなども手に取るようにわかります。 また、ハスキル絶頂期の52年に収録された『ジュノーム』は、第3楽章冒頭の素晴らしい演奏はじめ、シューリヒトの堂々たる伴奏も含めてPHILIPS、DGのスタジオ盤を明らかに上回る内容となっています。
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総合評価
4.5
投稿日:2007/07/21 (土)
冒頭からハスキルワールド全開で私は終始金縛りにあっておりました。録音のいいものはいくらでもありますが、モツのP協はとにかく難しいですから、技術や録音やらがよくてもひとつ「神懸かり」がなければ駄目なのです。これは「神懸かり」の標本のようなもの。ハスキルは愛好家によって好き嫌いがはっきり分かれるようですが、9番が好きな人は絶対に買いです。
ともりん さん | 京都市 | 不明
投稿日:2006/03/25 (土)
9番はこれが一番好きだ。ハスキルのピアノはもちろん、シューリヒトの指揮するオーケストラがまた見事だ。この録音は、かつてM&Aを原盤としてキングから発売されたものを聴いたが、それより音は相当よくなっている。9番の第一楽章にある若干の音揺れはこの盤にもあるが、許容範囲内である。
七海耀 さん | さいたま市 | 不明
投稿日:2004/12/06 (月)
ハスキル得意の2曲をシューリヒトがしっかりとサポートしている。音揺れが気になるところはあるが、二人の組合せは最高! 音は少々悪くても、演奏が良ければいいんです!
PAPATIKA さん | 東京都 | 不明
1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル
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