モサブ・ハッサン・ユーセフ

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ハマスの息子

モサブ・ハッサン・ユーセフ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344019997
ISBN 10 : 4344019997
フォーマット
出版社
発行年月
2011年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,367p

内容詳細

裏切りか、それとも愛なのか。中東問題の渦の真ん中で多くの矛盾や困難の中を生きてきた青年の目を通して、日本のマスコミがほとんど報道してこなかったハマスやパレスチナ自治政府の実態が見えてくる。

【著者紹介】
モサブ・ハッサン・ユーセフ : 1978年、ヨルダン川西岸のラマッラでイスラム教の家庭に生まれる。父親のシェイク・ハッサン・ユーセフは、イスラエルへの自爆攻撃などで国際的に知られるテロリスト集団「ハマス」の7人の創設者のひとりである。1987年に始まった第一次インティファーダでの投石など、少年時代からパレスチナ人の抵抗運動に身を投じ、イスラエル軍に捕えられ投獄・釈放を繰り返す。獄中で見たハマスの実態に衝撃を受ける。その後、イスラエル総保安局シン・ベットに協力し、シモン・ペレス外相(現大統領)の暗殺計画の阻止をはじめ、多くの無辜の市民の命を救う

青木偉作 : 1965年、東京生まれ。第一次インティファーダの始まった1987年にイスラエルに渡り、その後湾岸戦争などを体験。イスラエル・ヘブライ大学社会学部国際政治学科卒業後、日本の大手新聞社のエルサレム支局記者助手などを経て、現在はヘブライ語翻訳家、中東問題研究家として活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ばぶでん さん

    こんな奇想天外な話が実話であるだけでも驚異的。昨今のガザ、ヨルダン川西岸での惨状を見るまでもなく、イスラエルに過酷な仕打ちを受けたパレスティナの若者としてはイスラエルを激しく憎んで当然だし、ましてやハマス創設者の息子となれば猶更であろう。しかし、ハマスや暫定自治政府の腐敗ぶりを目の前にして、汝の敵を愛することでしか解決できないと悟り、キリスト教に回心し、イスラエルのスパイになっていったという著者の心の変遷は、大変興味深かった。イスラエルとパレスティナ双方が強硬派を抑え、2国家共存が達成されることを願う。

  • Miko さん

    ★4つ。作者の特別な立場(ハマス創立者の息子)ゆえに知り得た・体験し得たことが書かれ、それによってこの地域に対する一般的な見方がいかに不適切であるかを感じました。内部の人の感情はもっと複雑で激しい。イスラエルとパレスチナの和平は難しいことは伝わってきた。

  • 偽教授 さん

    アメリカに亡命したハマス元幹部の書いた本。パレスチナ人の腐敗について内側から切り込んだ資料は珍しい

  • muh さん

    日本で生活をしていると、理解することが難しい中東問題。著者はそれを一番内側にいた者として描いているがゆえに、いままで理解しえなかった彼らの思想や実態の一端、そして同じ人間としての姿を読者に考えさせてくれる。ハマスの指導者も、イスラエルのスパイも、悩める一人の人間である。読んで本当によかった一冊。彼の家族や友人は今どうしているのだろうか…。

  • toshipon さん

    日本人である我々からしたら非日常な混沌とした世界が日常にあり、領土、人権、宗教問題により国が機能していない中、皆が望むものは平和のはずなのに正反対な状況が続いている。そんな中、全ての人を愛する心に目覚めた著者が赤裸々にパレスチナ人としてイスラエルのスパイとして活動した記録を綴っています。

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1978年、ヨルダン川西岸のラマッラでイスラム教の家庭に生まれる。父親のシェイク・ハッサン・ユーセフは、イスラエルへの自爆攻撃などで国際的に知られるテロリスト集団「ハマス」の7人の創設者のひとりである。1987年に始まった第一次インティファーダでの投石など、少年時代からパレスチナ人の抵抗運動に身を投

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