メンデルスゾーン(1809-1847)

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【中古:盤質A】 ヴァイオリン協奏曲(初稿版)、八重奏曲 ホープ(ヴァイオリン)ヘンゲルブロック&ヨーロッパ室内管弦楽団

メンデルスゾーン(1809-1847)

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A
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基本情報

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カタログNo
4776634
レーベル
Dg
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

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メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲(初稿版)、他
ホープ、ヘンゲルブロック&ヨーロッパ室内管弦楽団

ソリストとして、また2002年からはボザール・トリオのメンバーとして活躍を続けるダニエル・ホープのDG移籍第1弾はオール・メンデルスゾーン。まずはホープが6歳の頃から魅了されていたというヴァイオリン協奏曲。ヴァイオリンを学び始めた幼い頃、子供には難し過ぎるという理由でこの曲を弾くことを禁じられたために、彼は隠れて練習したそうです(その後見つかってしまったようですが)。
 しかし、そんな愛着のある作品を録音するにあたって、ホープはひとひねりスパイスを加えています。この協奏曲の一般的なヴァージョンでなく、前段階の稿を弾いているのです。クラシック音楽の中でも最もよく知られた作品のひとつである筈が、お聴きになれば驚くに違いないでしょう。メンデルスゾーンは、出来上がった作品に手を入れる傾向が強く、それは亡くなる直前まで交響曲第4番『イタリア』を改訂しようとしていたことにも象徴されています。1844年に作曲されたヴァイオリン協奏曲も例外ではなく、耳に馴染んだあの旋律は翌45年に改訂されたヴァージョンでした。これらの1844年の初稿と1845年第2稿はベーレンライター社から出版されており、日本人ヴァイオリニストの桐山建志氏も録音しています。
 『弦楽八重奏曲』は、メンデルスゾーンが僅か16歳で書いた作品。ここでホープらが弾いているのは、やはり改訂稿です。原曲は1825年に作曲。改訂稿はライプツィヒ・メンデルスゾーン全集から2004年に楽譜が出されたもので(原曲は2003年に出ています)、これが世界初録音のようです。
 さらにこのアルバムでは、メンデルスゾーンの数多ある歌曲から、名作『歌の翼に』をはじめとする3曲をピックアップし、ヴァイオリンとピアノのスタイルで演奏しています。つまり、当アルバムは、協奏曲、室内楽曲、そして歌曲と、メンデルスゾーンの音楽とヴァイオリン自体の魅力を様々な形で楽しませようというサーヴィス精神と、それらを実現しうるホープの自信が込められたデビュー・アルバムなのです。(ユニバーサルIMS)

メンデルスゾーン:
・ヴァイオリン協奏曲ホ短調 op.64(1844年初稿版)
 ダニエル・ホープ(ヴァイオリン)
 ヨーロッパ室内管弦楽団
 トーマス・ヘンゲルブロック(指揮)

・弦楽八重奏曲変ホ長調 op.20(1832年改訂版)
 ダニエル・ホープ(ヴァイオリン)
 ヨーロッパ室内管弦楽団員
  ルーシー・グールド(2nd.vn)
  ソフィー・ブザンソン(3rd.vn)
  クリスティアン・アイゼンベルガー(4th.vn)
  パスカル・ジーファル(1st.va)
  ステュアート・イートン(2nd.va)
  ウィリアム・コンウェイ(1st.vc)
  ケイト・グールド(2nd.vc)

・12の歌曲 op.8〜第8曲:魔女の歌
・6つの歌曲 op.34〜第4曲:ズライカ
・6つの歌曲 op.34〜第2曲:歌の翼に
 ダニエル・ホープ(ヴァイオリン)
 セバスティアン・クナウアー(ピアノ)

 録音:2007年6月、グラーツ

収録曲   

Mendelssohn: Violin Concerto op. 64 (Original 1844 version)

  • 01. Allegro molto appassionato 11:43
  • 02. Andante 08:31
  • 03. Allegro molto vivace 05:52

Octet op. 20

  • 04. Allegro moderato, ma con fuoco 13:49
  • 05. Andante 06:56
  • 06. Scherzo (Allegro leggierissimo) 04:19
  • 07. Presto 05:50

Lieder Op. 8

  • 08. Hexenlied (Anderes Maienlied) 02:13

Six Songs, Op. 34

  • 09. Sukeika 02:45
  • 10. Auf den Flügeln des Gesanges 02:24

ユーザーレビュー

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初稿とは驚いた。メンデルスゾーンには改作...

投稿日:2009/05/26 (火)

初稿とは驚いた。メンデルスゾーンには改作癖があり、改訂稿が必ずしも改正にはなっていない(例えば交響曲第4番イタリア)ので、心配したがこちらは後期稿の方が良い。このCDはあくまで資料的価値があるとの評価で星を付けました。

まさやん さん | 大阪府 | 不明

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大部分は改訂版と同じなのだが、確かに「あ...

投稿日:2009/02/03 (火)

大部分は改訂版と同じなのだが、確かに「あれっ」と肩透かしされたように感じる部分が随所にある(特にソロ)。改訂版は明らかにロマン的な演奏効果をねらったものだが、初稿版はあまりロマン主義に偏り過ぎない演奏も可能にする懐の深さがあるように思う。ホープとCOEも、大袈裟に言えば「火を噴くような」演奏になっていて、自動車に例えると小排気量のスポーツカーを駆るような快感を感じる。思わぬ拾い物だった。

Kei さん | 横浜 | 不明

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メンデルスゾーン(1809-1847)

ドイツ・ロマン派の大作曲家、メンデルスゾーンの生涯は38年という短いものでした。現在のイメージでは、メンデルスゾーンは作曲家ですが、当時は指揮者・ピアニスト・オルガニストとしても非常に多忙だったようで、これに自ら設立した音楽院の運営や、同時代作品や過去作品の紹介といった数多くの仕事が加わり、さらには

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