メアリー・ホランド

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子宮頸がんワクチン問題 社会・法・科学

メアリー・ホランド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784622089902
ISBN 10 : 4622089904
フォーマット
出版社
発行年月
2021年08月
日本
追加情報
:
513p;20

内容詳細

「がんを予防するワクチン」は世界に広まったが、副作用の報告が多発。効果は証明されたのか。多角的調査から真実を追い、安全なワクチンのあり方を問う。

目次 : 1 臨床試験(発明者への褒賞/ 臨床試験がもたらした健康被害―デンマークからの証言 ほか)/ 2 市場で大ヒットしたHPVワクチン(無から生み出された市場/ アメリカ合衆国―販売と強制 ほか)/ 3 HPVワクチンの科学の深層へ(科学の通説への異議申し立て―異端者たち/ アルミニウム含有アジュバントは“火に注ぐ油”か ほか)/ 4 異議の高まり(日本―ワクチン接種の積極勧奨中止/ デンマーク―ヨーロッパにおける抵抗 ほか)

【著者紹介】
メアリー・ホーランド : 法学博士。慢性疾患の蔓延の原因に取り組み、子どもたちの健康改善を目的とした組織Children’s Health Defenseの会長兼法律顧問を務める。最近、ニューヨーク大学大学院法務技術プログラムのディレクターを退任するまでの過去18年間、コロンビア大学法科大学院およびニューヨーク大学法科大学院の教授を務め、人権に関する講座を担当した

キム・M.ローゼンバーグ : 法学博士、個人で活動する弁護士。製造物責任補償や保険適用訴訟を手がける一方、自閉症、子どもたちの健康、環境問題などの問題を担当し、子どもたちの健康を追求する多くの非営利団体の運営にかかわってきた

アイリーン・イオリオ : 健康・医療問題のライター。銀行と金融論を学ぶ。ワクチンで傷害を負った子の母

別府宏圀 : 1964年東京大学医学部卒業。東京都立神経病院神経内科部長、都立北療育医療センター院長、横浜総合健診センター・新横浜ソーワクリニック院長などを経て、現在、横浜ソーワクリニック勤務。専門は神経内科。臨床医として勤務する傍ら、製薬企業から独立した立場で医薬品の監視・情報収集・開示に取り組んできた。1985年、医薬品・治療研究会を組織し1986年日本初の独立医薬品情報誌『正しい治療と薬の情報』(TIP)を創刊、以来2014年まで同誌編集長を務めた。International Journal of Risk and Safety in Medicine誌編集委員(1990〜95年)、British Medical Journal誌編集委員(1997〜2000年)、NGO薬害オンブズパースン会議(副代表、1997年〜現在)、NPO DIPEx−Japan健康と病いの語り(代表、2006年〜現在)など。日本臨床薬理学会/日本薬剤疫学会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 荒野の狼 さん

    私はワクチンの専門家・医師であるが、科学的立場から本書を読むと誤りが多いのが問題。ワクチン推奨派の医師らの意見も(否定的にではあるが)掲載されており、豊富な引用文献(ツイッターなどの質の低い引用も多いが)は魅力。本書は「HPVワクチンは子宮頸がん予防に効果がない」という論調であるが、現在では、その予防効果は複数の国際誌上で証明されている。一般読者には誤解を呼ぶ内容なので、本書は勧められないが、反ワクチン活動家の歴史や、ワクチンの臨床試験・成分などの情報源としては、資料的な価値はあるかもしれない。

  • パン太郎 さん

    海外で書かれた本ですが、日本に関しての記述もあります。

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