CD

交響曲第6番『悲劇的』 佐渡 裕&トーンキュンストラ―管弦楽団(2CD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AVCL84176
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


佐渡 裕とトーンキュンストラー管が贈る、マーラー交響曲第6番『悲劇的』
緻密なアンサンブルと佐渡の情熱的な指揮が、壮大なドラマと繊細な抒情が交錯する
マーラーの深淵を鮮やかに描き出す圧巻の名演!


佐渡 裕×トーンキュンストラー管弦楽団が挑むマーラー交響曲第6番。情熱的な指揮で世界を魅了する佐渡 裕が、オーストリアの名門オーケストラとともに、マーラーが描く壮絶な運命と深遠な美の交錯を描いた秀演!
 宿命のモチーフ、圧倒的なハンマーの衝撃、そして深淵から希望へと続く音楽の旅路・・・そのすべてを生々しく、そして圧倒的なスケールで描き出します。
 極限の表現力が生み出す『悲劇的』の真髄を極めた魂を揺さぶる圧巻の名演です!(メーカー資料より)

【収録情報】
● マーラー:交響曲第6番イ短調『悲劇的』

 低地オーストリア・トーンキュンストラ―管弦楽団
 佐渡 裕
(指揮)

 録音時期:2023年10月15,17日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)


【佐渡 裕 プロフィール】
京都市立芸術大学卒業。1987年アメリカのタングルウッド音楽祭に参加。その後、レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに師事。89年新進指揮者の登竜門として権威あるブザンソン国際指揮者コンクールで優勝、国際的な注目を集める。95年レナード・バーンスタイン・エルサレム国際指揮者コンクールで優勝し、「レナード・バーンスタイン桂冠指揮者」の称号を授与される。

これまでパリ管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ケルンWDR交響楽団、バイエルン国立歌劇場管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、北ドイツ放送交響楽団(現・NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団)等、欧州の一流オーケストラに多数客演を重ね、絶大な人気を誇っている。2015年よりオーストリアで110年以上の歴史を持つトーンキュンストラー管弦楽団音楽監督に就任し、欧州の拠点をウィーンに置いて活動している。

海外のオペラ公演でも実績を重ねており、2003年「エクサンプロヴァンス音楽祭」での『椿姫』(演奏:パリ管弦楽団)、2007年「オランジュ音楽祭」でのプッチーニ『蝶々夫人』(演奏:スイス・ロマンド管弦楽団)、トリノ王立歌劇場では2010年ブリテン『ピーター・グライムズ』、2012年『カルメン』、2015年2月に『フィガロの結婚』を指揮。

国内では兵庫県立芸術文化センター芸術監督、新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、シエナ・ウインド・オーケストラ首席指揮者、「サントリー 1万人の第九」総監督を務めるほか、2015年9月まで「題名のない音楽会」(テレビ朝日系列)の司会者を7年半務めていた。

CDを多数リリースしており、『ドヴォルザーク:交響曲第9番〈新世界より〉(ベルリン・ドイツ交響楽団)』『チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番(BBCフィルハーモニック/ピアノ辻井伸行)』などの海外オーケストラとの共演CD、シエナ・ウインド・オーケストラを指揮した『ブラスの祭典』シリーズ、『TEENAGERS〜佐渡裕とスーパーキッズ・オーケストラの奇跡』などが大ヒットセールスを記録している。トーンキュンストラー管弦楽団とも録音を重ねており、最新盤は19枚目となる『マーラー:交響曲第1番』を2024年5月にリリース。

著書に「僕はいかにして指揮者になったのか」(新潮文庫)等がある。(メーカー資料より)

内容詳細

佐渡、トーンキュンストラー管のマーラー・シリーズ7作目。過去6作はいずれも好評裡に迎えられている。本作の第6番は、形式は古典的伝統的ながら、その書法は随所に伝統から逸脱している。そのあたりの佐渡の手腕が光る。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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ハンマー3回の演奏。中間楽章はスケルツォ...

投稿日:2025/05/10 (土)

ハンマー3回の演奏。中間楽章はスケルツォ/アンダンテの順(ラインホルト・クービクの楽曲解説が性懲りもなくアンダンテ/スケルツォの「正しさ」を主張しているのは笑える)。全体として緩急の思い切った切り換えにこの指揮者らしい個性が感じ取れる演奏。「軽快な」(腹に響くリズムの重さが感じられない)第1楽章第1主題に対し、第2主題は端麗。カウベルの響く挿入部が遅いのに対し、コーダのアッチェレランドは鮮やか。アンダンテは比較的簡素にまとめるのが近年のトレンドなのに対し、この演奏は基本テンポが遅く(17:17)、しかもクライマックスはテンポを上げて大いに盛り上げるというバーンスタイン流。終楽章も第1主題群(イ短調)と第2主題(ニ長調/イ長調)のコントラストが克明につけられている。特徴的なのは再現部で、第2/第1主題の逆順再現、騎行のリズムと続いて、第2主題がまた主導権を奪い返した後の部分。ほんらい第2主題が最後の「凱歌をあげる」ように聴こえる部分だが、ここが極端に遅く、響き自体も脱力したように感じる。意図的な解釈だとしたら、「主人公」の敗北は第3の打撃(タムタム+大太鼓)と第3ハンマー以前に確定してしまっているように聴こえる。これはなかなか面白い。オケの技量に不満はないが、これまで通り、響きの厚みが感じられないのが最大の弱点。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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