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【中古:盤質S】 交響曲第4番 ノリントン&シュトゥットガルト放送響

マーラー(1860-1911)

中古情報

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S
特記事項
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未開封
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基本情報

ジャンル
カタログNo
93164
レーベル
Germany
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

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心地良く弾み、屈託無く前進するマーラー!
ノリントン&シュトゥットガルト放送響の第4番

ノリントン&シュトゥットガルト放送響によるマーラー・シリーズに第1番『巨人』に続いて第4番が登場。シュトゥットガルト・サウンドとしてすっかり定着した当コンビの音色は、第1番よりも録音状態が良いこともあって、いっそう素晴らしい効果をあげています。
 ステージ両翼に配置された第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリン、背後に一列に並ぶコントラバスなどの織り成す立体的な響きの面白さ、ヴィブラートを廃し、アクセントを克明にしたフレージングや、軽やかなリズムによって生まれたピリオド的な効果など、このコンビならではの風通し良く多彩な表情はいつもながら。
 ほぼ同じ時期に収録されたファビオ・ルイージの後期ロマン派的な演奏とは対照的に、ノリントンのアプローチは率直そのもの。心地良く弾み、屈託無く前進してゆきます。もちろん、第3楽章では静謐な美しさを示してくれていますが、ルイージの極度に繊細で陶酔的な演奏に較べると、実に日常的で楽天主義的な線の太さがあります。
 第4楽章で見事な歌唱を聴かせるコムシも魅力的です。歌いだしから元気いっぱいで、まさに歓びに包まれた音楽としかいいようがありません。マーラーの4番にはこれまで様々な解釈が存在しましたが、ノリントンの提起したアプローチは、作品本来の率直な叙情性をごく自然に示しえている点で、第1番のときよりも成功しているものと考えられます。
 なお、前回に引き続きブックレットにはノリントンによる詳細な曲目解説の日本語訳が付いているのもポイントです。

・マーラー:交響曲第4番ト長調
 シュトゥットガルト放送交響楽団
 サー・ロジャー・ノリントン
 アヌ・コムシ(S)
 録音時期:2005年9月22〜23日
 録音場所:シュトゥットガルト、リーダーハレ

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HMVレビューの評者とは正反対の、しかし思...

投稿日:2007/03/20 (火)

HMVレビューの評者とは正反対の、しかし思いがけぬ好印象を得た演奏。確かに細部拡大型の微視的な解釈ではなく、速めのテンポでぐいぐいと進むが、第1、第3楽章のクライマックスではノリントン特有の即物的などぎつさがあり、第2楽章のなまなましい色彩とあいまって、この交響曲の悪意のこもったアイロニー、パロディックな「古典交響曲」としての一面をこんなに強く感じさせられた演奏は初めてだ。指揮者自身の解説によれば、主人公の少年は第3楽章で病気のため死に、天国に達するというコンセプトで演奏しているらしい。

村井 翔 さん | 名古屋 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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